香子

夢は三食昼寝付きとは言わないが、せめて二食昼寝付きぐらいで。漫画と本と映画があればだい…

香子

夢は三食昼寝付きとは言わないが、せめて二食昼寝付きぐらいで。漫画と本と映画があればだいたいごきげん。珈琲とチョコレートをプラスでさらにごきげん。タバコが吸えたらいうことありません。

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唐突にはじまる物語

これは現実のことを綴った日記のようなものかもしれないし、作られた物語かもしれない。そんな曖昧な物語。 ヤモリが「絶っっ対に劇場で観るべき映画だ」と言う作品を観たのは3週間くらい前のことだ。 こと映画と小説と漫画に関しては、ヤモリの「絶対」もしくは「絶っっ対」にハズレなしを今のところ順調に更新している。あれは確かに大スクリーンで観るべき作品だ。そろそろ上映も終わる。もう一度スクリーンで観たいが間に合うか。はて。 ヤモリは観た映画、読んだ本を几帳面にログとして残しており、頼

    • 「ほんとうのさいわいは一体何だろう」

      夜の散歩が好きだ。それも雨上がりの晴れた夜がいい。空には満天の星。水たまりに反射する街の灯り。 白、黄、赤、青。 宝石箱をぶちまけたような色の洪水。 そこには宮沢賢治の世界が広がる。 銀河鉄道の夜は色にあふれている。 一章の午后の授業の中だけでも、「ぼんやりと白いもの」「どぎまぎしてまっ赤に」「まっ黒な頁」「ちょうど水が深いほど青く」4色。読み進めていくと明らかな色の描写だけではなく、色を思わせる描写も多い。そうだ世界はこんなにも色があふれているじゃないか。当たり前だけど

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