ゾーン

先日、SNSで流れてきた記事で、私はハッとしました。
子供を育てながらの仕事。

その記事では、奥様が主人公です。奥様の仕事がゾーンに入っていて絶好調、社内表彰されるような事も続き、旦那さんに協力してもらいながら仕事で出張や泊まりも厭わないようなパワフルな方でした。

ある日、小学生低学年のお子様が学校で発熱、37.5度。
学校から電話があるも、旦那さん側も奥様の不在時に残していた仕事をしないといけない状況、またその日も奥様は変わらずチームを抱えており仕事をしないと帰れない状況。
結果、先生に送ってもらいお子様自身で帰宅したそうです。

もうこれだけで泣ける。
改めて状況を要約しているだけで泣ける。

さらにその記事は続きがあって…
3時間後にようやく帰路につき、帰宅したらお子様が、熱が出てごめんねと。

奥様はその日のうちに仕事を辞めてくると決め、翌日には会社に話をしたとのこと。

あぁ、ママの気持ちも子供の気持ちも分かりすぎて、本当に号泣。

私自身も在宅勤務は多いものの、フルタイムで仕事をしています。
子供が休まないといけないとなった時、真っ先に思ったのが、仕事どうしよう でした。
子供のそばで仕事をしていたものの、今思えば病院に連れて行った後、8時間、昼ごはん含めると9時間近く、ほとんど構ってあげられず、体調が辛いのに多くの我慢をさせてしまっていたこと、改めて思い出して猛省しました。

ただ仕事というものについて、色々考えてしまうのがデフォルトなのか、凝り固まっているのか、自分は何者か、割り切れないジレンマもあり、仕事をしたい自分とも葛藤があります。

新卒で入った会社、これからは女性活躍の時代ですって言われた後、女性だから男性だからと仕事を分けられてしまった始まりで、また内定した時に聞いていた配属と異なる結果に、社会人てそんな理解が追いつかないスタートを受け入れないといけないのかと、八方塞がりな気持ちになったのが、最初です。
とはいえ、人に恵まれたのが1番の救いで、結果長く働き、今も関係が続く生涯の友人もできました。

男女差が当たり前にある会社で女性活躍とは?会社は何を以てそれを示すのか…見えない。
産休育休のあとには、やりがいからは程遠い仕事を与えられ、それに伴い評価は下がり、上司に何度伝えても理解してもらえない状況、浮上できないその仕組に違和感を持って、変えられない環境に辟易していたのです。

そんな想いを抱えて長らく仕事をしていたのもあって、後に転職したあとも、いつも1人前に仕事したい、子育てをしていても評価を下げたくないと色んな想いを昇華できずに続けているのだと書きながら思いました。

今日は金曜日。遅くまで、お疲れさまでした。

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