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しあわせのひろがり

抽選でまさかの15番目の入場となり、最前列になってしまった。
こんなことは人生で初めてだ

「kroi」 FREE LIVE  in赤レンガ

LIVEは野外に限るくらい、屋外が好き。雨になっても。
屋外ならではの外の空気感、香りが味わえるからだ。
デジタルではなく生身のサウンド。
アーティスト、オーディエンスのわずかな、そして大きな動き。
共有出来る一体感。
会場全体の熱気、熱さ、湿気と飲み物の後味。
五感に突き刺さる身体感覚
人と人のつながりを一瞬その場だけだけど、深く広く体感できる。


恩送り  しあわせはひろがる

Liveが終わり、アーティストが投げたピックがたまたま目の前に投げられて、柵の手前で落ちた
私ととなりのファンとちょうど間のところ。
スタッフに声をかけ取ってもらい、わたしは受け取る。
ビビッと体が固まるほど、なんてラッキーな。

音楽は大好きだが、アーティストのものに対しては
きっととなりのファンほどではない気持ちだ。
これは
必要なひとへ、大ファンに
渡したほうが良いに決まってる。
と勝手に、自然に湧きあがった。

となりのひとへ
 「いいんですか?  ありがとうございます」
と驚いた表情。
いいと思う。

もちろん、周りいたファンも、「当たりましたね、宝物ですね。写メ撮ってもいいですか?」
興奮がひろがり、自分事のように よろこびの輪が生まれた

「ペイフォワード」
学生の頃、映画を見に行ったのを想い出す。

『ペイ・フォワード 可能の王国
2000年の映画。
キャッチコピーは「きっかけはここにある!」
“この世の中を良くするためには何をしたら良い?”社会科の先生からの問いに、少年は「人から受けた好意を別の人に回す」ペイ・フォワードを提案し、実行に移すのだが。。             

ウィキペディア


わたしが手に入れたとしても、モノ、かたちではなくてもいい。
想い出として身体に残っていれば、それで満足。

ものとものの渡し物。
利害、損得関係ではなく
人と人の関係性で生まれるよろこびの感情、うごき、深さ、拡がりが
時間的には一瞬だけど、
感動や嬉しさ、ささいなちょっとしたことも
しあわせが
きっとそのファンから、周りのひとへ、その先へ ひろがるか、どうか。

地域、社会、世の中は、ひとつひとつの想いを滲ませて
満たされていくんだろう

巡りめぐって、自分にもまわってくるのは未来か。その先にあるか、ないくても。



上の子は、大雨の中、朝早く今日から林間学校へ出発
真ん中は、相変わらず学校へ行っていない。。放課後、先生に会いに行く。
1番下の子は、 
「ジャングルジムやろう」 だ。


貴重なお時間、記事をご覧くださいありがとうございます。

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