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自分の人生を生きること ♯未来のためにできること

私が未来のためにできること。

それは、自分の人生を変えることだ。

言いかたをかえれば、それは、
自分の人生を生きること
でもある。

私は、子共の頃から、
親の顔色をうかがって、
怒られないように、褒められるようにと、気を遣う子供だった。

気づけば私は、自分のことが自分で決められない大人になっていた。

進路も、就職先も、
親が賛成してくれること、周りが良いと言っていることの中から、
自分が出来そうなことを選んできた。

親や先生、他人に良く思われようとして、心の中はいつも
穏やかではなかったけれど、
頑張って、周囲からの評価を得ることで、自分を保っていた。

新卒で仕事についてから30年近くの間に、
いくつかの職場を経験したが、恥ずかしいことにこの歳まで、
仕事を楽しいと思ったことがない。

仕事は生活の手段と割り切って、やるべきことはやり、
趣味を充実させることで、心のバランスを保ってきた。

やがて私は結婚し、二人の子供達に恵まれ、
共働きで生活するようになる。
家庭を持つことでますます自分の安定思考は大きくなり、
仕事に対するモヤモヤを抱えながらも、
現状最適を続けてきた。

振り返ってみると私は、
やりたいことが何なのかが分からないのを言い訳にして、
自分と向き合うことから逃げてきたように思う。

やりたいことに気づいて、
動かなくちゃいけなくなる…たぶんそこから逃げていた。
勇気がなかった。

そして、あっという間に人生は半世紀を過ぎた。

50歳になった私は今年に入り、会社の廃業という、予想もしない出来事に遭遇することとなる。
退職せざるを得なくなり、仕事探しをし始めたとき再び、
あのモヤモヤに襲われた。
自分の職歴を活かせそうな求人情報を見つめながら、
心がNOと言っているのだ。

『このまま一生を終わらせたくない!』
そんな思いが、自分を見つめ直すきっかけとなった。

コーチングのサポートを受け、自己理解の旅が始まった。

そして、
目指すゴールが見つかった。

行ったことのない道は、恐怖だ。
今までどおり、安全な場所に引き返したくなる。
でも私は、自分を信じて進む と決めた。

私は人生を変えて、そして、同世代の人達に勇気を与える存在になる!

『仕事は、自分を活かして人に喜んでもらえる、楽しいもの。』
そのことを体現し、
中学生になった我が子にも、
自信をもってそれが伝えられるように。

だから私は、この足を止めない。
自分が決めた道を行く。
それが今、未来のためにできること。

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