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映画「ビッグ・リボウスキ」の英文記事より

大好きな映画の1つ『ビッグ・リボウスキ』。
コーエン兄弟監督作のなかでは、1番好きな作品だ。

いや、『バートン・フィンク』や『ノーカントリー』、『ブラッド・シンプル』『ファーゴ』あたりとも甲乙つけがたいか、、、まあそれはいい。

最近パートナーに面白いよーと薦めつつ、一緒に観たのでスイッチが入り、いつどこで買ったかまったく覚えていないが、自宅の本棚に並んでいたタッシェン(Taschen)の「Best Movies of the 90s」の『ビッグ・リボウスキ』のページをパラパラと読んでみた。

写真が多めの本で、内容についての解説は2ページほどしかないのだが、それでもわからない言い回しや単語がいくつも登場。

以下、いくつか覚えているものをメモ。

いきなり冒頭に

Woe betide anyone who call him Mr Lebowski.

Woe betide ~ は
"~に災いあれ" という意の慣用句。初めて知った。
デュード(ジェフ・ブリッジス)のことを Mr Lebowski と呼ぶとあれやこれや言われるからね。

(The Dude) listens to whale calls at great length.

at great length って何だろう?と思ったら
シンプルに"長々と"ぐらいの意味。

These leisurely days come to an abrupt halt.

come to an end という言い回しは知っていたが end の部分は halt でも使われるんだな。
abrupt もつけて ”突然停止した" ということですな。

コーエン兄弟作品に誘拐をテーマにしたものが多いことについて。

Their weakness for this particular plot mechanism is because "everything can go so very wrong"

ここでの weakness は"弱さ"ではなく、"大好物" という意味。

あとは、単発で出てきた表現で、スティーブ・ブシェーミ演じるドニーの性格を withdrawn と説明していたが、これは "内向的な" という意味。言われればわかるが、自分では使ったことがない表現。

デュードがウォルター(ジョン・グッドマン)に、ここはベトナムじゃねーんだよ!と言うシーンでベトナムのことを "Nam" と言っていて、こういう言い方があることも知った。


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