この世界はお金も恋人も自分が考えたレベルのものしか手に入らないようになっている

 お金持ちの家に生まれた人は、将来その人自身もお金持ちになる確率が高いです。たとえば、お金がたくさんある環境で育つと、これくらいのお金、収入があって当然と考え、自然とお金持ちになるような行動をとるのでお金持ちになります。それは、育った環境がその人の当たり前(基準値)となり、そこから外れると違和感を感じるようになるからです。逆に、お金がない環境で育つとそこが基準値となりお金がある状態こそがその人にとっての違和感となります。そして、それはお金に限らず、教育、文化、恋愛など様々なものに対する基準値が大人になるまでに潜在意識に刻み込まれます。
 実はほとんどの人が、恋人となる人のスペック(容姿、雰囲気、学歴、収入等)においても、自分が信じている基準値を大きく外れない人を選んでいるのです。それも無意識のうちに行っているのです。
 もう一つ、その人の客観的スペックにかかわらず、どれだけ肯定されて育ってきたのかも恋人のスペックに大きく影響します。たとえば、親、先生、友達など身近な人から否定されてきた人たちの中には、極端に自己評価が低い人がいて、そういう人は本人の理想よりずっと低いスペックと付き合ったりすることがあります。一方で、ものすごく肯定されて育つとその人の理想以上のスペックと付き合えたりするのです。絶世の美女が高スペックと付き合えるのは、小さいころからちやほやされて肯定されてきたことにより、自己評価が高くなり、潜在意識における恋人に対しての基準値が上がることによるものなのです。
 では、自己評価の低い人が理想のスペックと付き合うにはどうしたらいいのか。実は誰もが自分の理想以上の人と付き合うことは可能なのです。そのためには、潜在意識の書き換えをしなければなりません。つまり、「自分は高スペックと付き合えて当然」という考えを無意識に思い込ませる必要があります。そのための方法は2つあります。
 1つ目は、外見を磨くことです。自分の理想の相手と付き合えるような人の外見を徹底的に分析して真似して下さい。肌を綺麗にして、理想の人の髪型とファッションを真似するだけで劇的に垢抜けてマインドが変化します。
 2つ目は紙にかくことです。これは様々な本に書かれていますが紙に書いたことは実現するようになっているからです。そのときに注意することは、「〇〇な人と付き合いたい」ではなく「〇〇な人と付き合うことができた」と過去形で書いて下さい。詳しい原理はまた別の機会に書きますが、とにかく紙に書いてみてください。
 この2つを行うだけでも「自分は高スペックと付き合えて当然」と思いこむ力が格段にあがります。それとともに、いつのまにか恋愛の駆け引きまでも上達していることがあります。なぜなら、自分は誰とでも付き合うことができると思えるようになり、余裕が生まれ、恋愛の駆け引きで重要な「執着しない」という状態が自然ととれるようになるからです。
 まとめると、誰もが自分の理想の相手と付き合うには、2つのことを行い、潜在意識を書き換えることによって自然と恋愛の駆け引きができる状態になりいつのまにか理想の相手と付き合えるようになっているということなのです。

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