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娘よ、早く読まないか?おさがり待ちの本

「夏休みだから本買って」


娘が中学生になり、本を買ってほしいと言われることが増えました。どんな本に興味があるのか、どんな本を読めるのか、わかりません。
娘には娘の考えがあるようなので、基本的には本人の好きなように選ばせています。

それでも、娘は、たまに“おすすめ”を聞いてきます。

正直なところ、娘の年代に合った本を選ぶのは難しいです。何冊も買えば本は決して安いものではありませんし、場所も取ります。積ん読になってしまう可能性も高いでしょう。それでも、せっかく本に興味を持ってくれた娘の気持ちを尊重したいので、「家にある本を読みなさい」と言うのは避けたいと思っています。



最近娘に買ったのは、さくらももこさんの『もものかんづめ』と、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りに行く』です。


もものかんづめ https://amzn.to/3Yj4kiH
成瀬は天下を取りに行く https://amzn.to/3YkGPpo


『もものかんづめ』は、私が中学生の頃に読んだエッセイです。
内容はほとんど覚えていませんが、とても楽しかった記憶があります。読書を始めたばかりの娘にも、気軽に楽しんでもらえるのではないかと思いました。

『成瀬は天下を取りに行く』は、言わずと知れた、話題のベストセラーです。娘の友達も読んでいるかもしれませんし、話題作りにもなるかと思って選びました。


というのは、建前です。


正直に言うと、娘のためというよりは、私自身が読んでみたい本を選んだというのが本当のところです・・・

軽い読み物が好きなのですが、なかなか手に取る機会がないので、娘をきっかけに昔読んだ本やベストセラーも読んでみようという魂胆です。もちろん、最初に読むのは娘です。でも、もし娘が読了したり、途中で読むのをやめてしまったら、私がこっそり読ませてもらおうと思っています(笑)


特に『もものかんづめ』は30年以上ぶりの再読になるので、読むとどんな風に感じるのか、今からとても楽しみです。


机に置きっぱなしになっていないか、定期的に確認したいと思います。
親が読みたい本を買っていると気づかれるまでは。

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