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たかが橋というなかれ


オートバイに乗っていてきれいな景色に出会ったことはいくらでもあったけれど、“圧倒された“ことは今までなかったと思う。
明石海峡大橋はそれぐらいインパクトがあった。
レインボーブリッジでさえオートバイでは走ったことがないけれど、イメージの中では “まあ あんな感じ?”って思っていた。

ところが。
実際に走ってみると “圧倒”された。というかやられた。
橋梁の高さ、ワイヤーの太さ、橋から見下ろす景色。上を見ても前を見ても、下の海や町並みを見ても、バックミラーで後ろを見ても、とにかく楽しい。
世界有数の橋を走っている。人間が作っちゃったでかい橋を渡っている。すごい。これはすごい橋。
もったいないので少しスピードを落とし、渡りきった後に淡路島の道の駅に入った。

巨大な柱と美しい外観に見とれて30分以上眺めていた。これ作った人は一生自慢できるな。孫の代まで語れるな。
すげえな。橋だけでこんなに感動できるんだな。
充分目に焼き付けて、写真も気が済むまで撮って後にした。
でも、本当は橋の上はちょっと怖かった。

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