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初めてオートバイで旅をした話

オートバイに乗るのに夜明け前に家を出るなんてことは今までになくて、ちょっと自分でも「テンション高いな」と思いながら、まだ暗い高速道路を走って今日の最初の目的地へ向かった走った。ずっとでたいと思っていたSSTR。まあテンション上がるよね。さむいけど。
前回の300台からエントリーを1,000台にまで増やしたこの大会。スタート地点では初めて導入された位置情報登録のためのシステムがスタートからダウンして、あっちでこっちで「繋がんないっすよね~」という会話が聞こえる中、誰かがガイドブックにあった“システム登録せずに進める方法“を見つけてみんなやっとスタートした。
途中の道の駅などでも同じゼッケンを付けたライダーとは「今朝、繋がりました?」が挨拶になった。「気をつけて!」「じゃあ千里浜で!」と挨拶をして、一期一会感に浸りながら、急ぐような急がないような初めての長旅を楽しむ。
金沢東ICから暫く一般道を走り、のと里山海道へ入った途端に海が開けたあの景色はこの旅のハイライト。辿り着いた千里浜のゴールは賑やかで海はきれいで、心から参加して良かったと思える体験だった。
当日の宿はイベントに協賛した地元の観光協会が斡旋してくれた、割烹旅館の和室に4人相部屋で寝た。仙台、横浜、東京、埼玉でスタート地点が違う4人が酒を交えて話すのも楽しかった。思えば初めての泊まりツーリング。土砂降りでも走らなければならないツーリング。色々な意味で度胸がついた。
この頃までは参加賞にTシャツが入っていた。ゴールした後はこれに着替えて後からゴールするライダーを迎えてくれる人も多くいた。この回は長袖のTシャツが付いてきて今でもまだ着ている。これが初めて参加したSSTRの思いで。

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