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インナーチャイルドと大人になってからの親との関係

魂が統合する時
インナーチャイルドが何度も暴れてくる
今現在の親との関係とは関係なく


幼少期に親の態度に傷ついたこと
大人になってからは
「いやー、あの時は子供ながらに傷ついたなー」
程度にしか思ってなくても


統合が起こる時
魂の道を歩み始めた時


子供のままの自分の感情が
ブワァ〜っと深い部分から
湧き上がって来るような出来事が起こる


大人になった私の中から
湧き上がってきたその感情は
幼くてまだ上手く表現が出来ない
傷ついた感情だけが
深い部分に眠り続けていたものだった


数年ぶりに親の元へと
帰らざるを得ない流れが起こり
親と接触する中で
自分の意思とは関係なく
親に対して初めて
咄嗟に気持ちをぶつけてしまった
「なんでそんな態度なの?!」って


大人になった自分は
「なんでこんなこと…恥ずかしい…」と思ってても
それを抑え込もうとすると
しにたくなるぐらい苦しくなる


父にも言われた
「いい歳超えた大人が何言ってるんだ!」と


横で見てる母が言う
「お父さんはこんな顔なんだよ」って


だけどその時の私には
父が私を睨みつけてるようにしか見えない
話しかけても私の声を振り払うように
返されてるようにしか思えない
自分以外の家族と話してる時は楽しそうなのに
私が話しかけた時だけ嫌な感じにしか見えない


その時父から初めて聞いた
相変わらず893見たいな口調でw


「親っていうものは
例え子供が殺人犯になったとしても
我が子を可愛いと思うものなんだ
オマエを可愛いと思ってなかったら
こんなに心配もしないで無視してる」


父の口からそんな言葉を初めて聞いて
大人の私は…やっぱり
嬉しいよりも
ちょっと気持ち悪く感じてしまう


その後もむず痒い
気持ち悪い感じは残ってたけど
その後父が普通に戻ってた


私の深い部分にある
インナーチャイルドから来る分離
それが見せて来た現実だった


インナーチャイルドは
癒されたかったんだ 
だから一度実際に親から
直接聞いて納得したかったみたいだ


子供の頃仕事の関係で
殆ど一緒に暮らしていない父が
年に数回帰って来るのを
幼い私は楽しみにしていた


父が帰って来て
2人で出かけようとしていた時
父と手を繋ごうとした私に
「手なんか繋がなくていい!」と
振り払われたことがあった


不器用なザ・団塊の世代のオヤジ
娘と手を繋いで歩くのが
恥ずかしかったんだと思う


だけど職業柄、声がず太くて
圧倒的存在感の父のその態度に
幼い私はビクついて
酷く傷ついたのを覚えている


その頃から無意識に
父が怖いとか
嫌われてるとか
愛されてないとか
思っていたのかもしれない


思春期になって
父の愚痴を母に言うと
母はいつも私にこう言った
「お父さんはあんた達が小さい時
ものすごい可愛がったよ」って


そうやって母から聞いて来たから
愛されて来たんだなと思ってはいたし
もう大人になってからは
あの時どうして父が
そんな態度を取ってしまったのかも
理解出来ていたから


そのことが
私の傷になっていることにも
気づいていたので
たまに思い出すけど
もうそこまで
気になっているわけではなかった
…と思っていた


でもインナーチャイルドは
傷ついたままだった


その記憶から
潜在意識に強く刻まれてるものは
実際に行動して腑に落とさないと
納得出来なかったようだ


潜在意識はある意味ラスボス


しつこい…本当にしつこい
そして変化のタイミングで暴れ出す


だけど納得すると早い
オセロを黒から白へとひっくり返すように
陰が陽へと変わっていく


この出来事を機に
オセロをひっくり返す現象が
短期間で次から次へと
猛スピードで展開していった


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