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名建築で昼食を 勝手に関西編(第6話)

現在放送中のドラマ「名建築で昼食を」の勝手に関西バージョン。

妄想5話目はこちら↓

ドラマの6話は国際文化会館。設計は前川國男、坂倉準三、吉村順三と3人の巨匠。(喧嘩したやろなぁ)

昼食はフレンチのコース?この番組、結構いいもの食べてるよね。うらやましい…

うらやましいといえば藤ちゃん、またmina perhonenのトリバッグ。西荻散歩の時はsoda waterのパニーニバッグだった!(めちゃ見てます)

そして千明さん、階段が本当にお好きで…

食事中の千明さんと藤ちゃんの会話。だんだん色々話すようになってきた様子。建築家の相関図、面白いよね。師弟関係を知っていると「この部分は師匠の影響かな?」など建築を見るのがもっと面白くなる。

誰かと比べて自分は不幸だと思うことが多かったと回想する藤ちゃん。私にはも藤ちゃんも千明さんに劣らずマイペースで自分の「好き」に忠実に生きているように思えるけどな。(部屋のインテリアやファッションからの感想)

まあ、つい人と比べてしまうのが人間の特徴でもあるし、「あ、今、人と比べた」と気付けるようになると少し変わってくるんじゃないかな、と30数年間生きていて思うよ。

さて、勝手に関西編。今回は同じホールということで選んでみた。

ロームシアター京都

設計は前川國男。巨匠一人だけだけど、もちろん名建築。

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春は疎水沿いの桜並木が綺麗

元は京都会館と呼ばれるホールで、京都で大きなコンサートするならここという場所だった。(クラシックのコンサートホールは北山にもある。設計は磯崎新)

2016年に香山壽夫の設計でリニューアルし、別棟にレストランやスターバックス、蔦屋書店などが入り、隣接する岡崎公園とつながりオープンな雰囲気になった。(この再整備期間がとにかく長かったのでオープンした時の開放感たるや…)

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リニューアルオープンして間もない時に撮った写真があった。

メインホールとが別の建物「パークプラザ」の1階に蔦屋書店とスタバ、2階にはレストランが入っている。通りに面してオープンな雰囲気でホールに用がなくても入りやすい。

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改修でガラスの壁面を設置、室外だった空間を室内にしている。

足元のタイルは楕円に配置されていて、なんだか可愛い。

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バルコニーの欄干につながるコンクリートの手すり!かっこいいなぁ。千明さんの感想が聞きたい。乙女建築とはちょっと違うけど、これもいいでしょ?

ここを上がるとレストランのテラス席がある。

京都モダンテラス

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前川國男の意匠を引き継ぎながら現代的なレストランになっている

昼食はコースがメインだけど、カフェ使いなら気軽に入れる。

営業時間が8:00~23:00と京都にしては長いので、京都旅行の朝食や夜のバー使いにいいかも。

テラス席はリゾートホテルのような雰囲気。

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平安神宮の大鳥居も見える

(レストランの写真は京都モダンテラスHPよりお借りしました)

隣接する岡崎公園や みやこめっせ ではよくイベントが開催されているので、コンサートに訪れる人以外も入りやすい雰囲気。

10月はイベントがもりだくさんで、どれに行こうか迷ってしまう。

しかもほとんど無料。すばらしすぎる。岸田繁楽団が観たいな…

なかなか更新が遅くなってきてます…でも全9話全て書くつもり。

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