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『一万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き』を読んだらスッキリした

私は自分が左利きであることに対して、どちらかというと負の感情を持って生きてきた。
負の感情を抱えてきたからこそ、左利きであることを受け入れて、さらに自分の強みと思えるようになるならとっても素敵だなぁと思い、この本を読んでみた。

結論、左利きの人、左利きの人を家族やパートナーに持つ人にこの本を強くお勧めしたい。

今まで左利きは、日常生活で少々不便に感じる特徴、程度にしか思っていなかった。
しかし『すごい左利き』を読んで、自分が無意識のうちに得意or苦手と感じていたことが、実は左利きであることと大きく関係していることがわかった。

本書によると、左利きの特徴や得意不得意分野は、脳の仕組みと密接な関係にある。
内容を簡単にまとめると、

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左利きと右利きの違いは、右脳と左脳の違いで説明できる。
左手を使うと、右脳を刺激する。右脳は、視覚や五感を活用し、言語以外の情報を蓄積するデータベースの役割を担う。そして、右脳では様々な情報が整理されることなく、バラバラに並んでいる状態らしい。一方の左脳は、言語情報を蓄積し、論理的・分析的思考を担う。情報はきちんと整理され、保管される。

左利きは右脳を刺激することが多いため、左脳が得意とする言語化や系列立てたアウトプットは苦手だが、直観力・独創力に優れ、ブレインストーミングやコピーライティングが得意らしい。そして、左利きは外部環境からの情報に影響されやすいため、あちこちに手をつけて中途半端に終わる傾向がある。

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思い当たる部分が多すぎる!!

「あれがやりたい、こんなこともやってみたい」と色んなことに手を出して、もちろん続けられることもあるが、結局中途半端に終わってしまうことが多い。
よく言えば色んなことに興味を持つが、悪く言えば注意力が散漫で、飽きっぽい。

イメージ記憶やアイディア出しは得意だけど、言語化や論理的思考は苦手。

自分に対して、ずっとそんな意識を持っていた。本を読んで、長年抱えていた悩みやコンプレックスについて、脳科学を用いて説明してもらえたような感覚になった。まさか脳の働きと関係していたとは思わなかった。

本書では、より右脳をパワーアップする方法と、普段刺激しづらい左脳を意識的に使う方法についても書いてあった。

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●右脳を鍛えるために
部屋の片付け
できごとを映像で振り返る
歩きながら綺麗なものを探す

●左脳を鍛えるために
右手をもっと使う
朝TODOリストを作る
夜は日記をつける
ラジオを聴く
ブログやSNSで発信する
外国語を勉強する

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右脳はイメージ記憶力、左脳は言語化や構造化能力を伸ばす方針で鍛えると良いようだ。

また、左利きは専門分野を持つと活躍の場が広がる可能性が高いらしい。

そこで本書を読んでから、早速下記のことを実践している。

●一つのことに集中する
今まではラジオで韓国語勉強しながら、考える系の仕事してた。。どっちも非効率だった。

●pinterestなど画像サービス使う
アイディアはイメージで出てくるので、イメージのインプットをどんどん増やす

●言語化
会社noteと合わせて、この個人noteでもアウトプットを増やす
日々の気づきや雑感や思い出メモなど!
なるべく1ヶ月にに一回くらい更新目指す。


〜〜〜

サムネは牛肉ごぼうの甘辛炒め。
お肉が固くならず美味しかった!

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