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壊して直してそれがあたしの性格だから

音楽、映画、小説、漫画、舞台、絵画、随筆etc
全ての芸術は受け取る側の人間の鏡になっているらしい。感じたことの無い気持ちは理解できないし、知らない言葉はエキゾチックに聞こえる。

彼氏がゲームをする時間で揉めて話し合いをした。この事では何度か喧嘩も話し合いもしてきたけれど、お互いに納得のいく結論にたどり着いた事はなかった。
傍から見ると本当にしょうもなく感じることだけれど、お互いに自分事なのでどちらかの気持ちを「そんなこと」にすることはできなかった。
譲れないものはあるので仕方が無かった。

すべての物事に置いて
「できない」理由はいくらでも見つかる
「やる」か「やらないか」しかないのだ。
私は「やらない」を選んだ。

半同棲していた彼氏の家で、もう来ないという意思表明のつもりでコンタクトケースと歯ブラシをリビングにある蓋のない小さなゴミ箱に捨てた。
小心者の私の最大の抵抗だった。

私は「すぐに逃げる」とよく言われるが、上等だと思う。
「やらない」を選び続けただけなの。
逃げました。
逃げるまでの過程で
掴む情報量の多さとそれを正常に処理できるだけの経験値。処理逃した気持ちを殺した事によって幾つのナニが壊れたのか。
感受性という言葉は大嫌いだけれど、それでも、ものごとの解像力、解像度の高さは大事だとおもう。
そしてそれを真正面から受けた時のダメージの違い。
色々あるでしょう
あなただって

想像力はどの教科書からも得ることのできない唯一の財産。わからないならもうどうしようもないことなのだと思います。

わたしが歳を重ねたり偉くなったりしたとして

どこからかはみ出してしまうそーゆところさえもせめて私だけは、ソレさえも愛してしまおうという崇高な人間になりたい

はじめに、すべて鏡になっているといったように
この随筆を読んで自分と同じだと思ったり、つまらないと思ったり、理解できないと感じたり、こわいと感じたり、
それが全てです
私がどうとかお前がどうとかじゃなくて
ただ鏡になっているだけ

あとちょっとで幸せだから
もう

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