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魔法使いの修行になるらしい?「自分で決める時間」
何度も繰り返し読んでいる作家さんの本がある。
「梨木果歩」さんの本で「西の魔女が死んだ」という本だ。
学校で居場所をなくし、
両親の”扱いにくい子”という言葉に傷ついた女の子が、
魔女の力を少し持っているという母方の祖母のもとで過ごし、
その後の心の移り変わりを描いたお話しだ。
このお話しの中で、
この子は祖母から魔女修行を受ける場面があるのだが、
密かに一緒に真似をしている。
自分でスケジュールをたて、周囲に惑わされずに成し遂げる。
知りたいと思った情報だけを受け取るということだ。
文章にするととても簡単なように見える。
実際毎日試してみると、実現できないこともあった。
夜23時には寝ると決めても、
子どもたちが夜更かしして眠らなかったり、
その日に限ってスマホで漫画に夢中になったり。
決めたスケジュールを守ることは難しい。
”知りたい情報だけ得る”
”周囲に惑わされない”
これがとても難しいことだった。
職場でイライラしている人がいると何か怒らせたかな?と不安になり、
インターネットを開けば、コメントには悪意のある言葉が並び、
どうしようもなく不安になる。
情報社会の今、知りたい情報だけを得るというのが
どれほど難しいかということを肌で感じた。
なので私は緩く魔女修行を行うことにした。
挫折した日があれば、
そういう日もあるよね、と自分を甘やかし好きなアイスを食べたり、
好きなアロマをかいだり。
本当にちょっとしたリフレッシュを取り入れて自分を認めるようにした。
そして、また明日の予定を考える。
布団に入ってから、
「あの時こう言えばよかったなぁ・・」
「会議でどう思われたかな・・」と、
自分では今更どうしようもないこと、
悪い想像が浮かんだらハサミをイメージして
”ジョギっ”と思いきり思考を切ることにした。
相手がどう思っているかなど相手にしかわからない。
ちょっとだけ反省した後は、夜な夜なあーだこーだ考えても
意味のないものだと捨てるようにした。
思考を決めることができるのは自分の思考だけなのだ。
だから、自分のやりたいことを決めて、日々過ごす。
そして、同じように他人もやりたいことに向けて前進しているのだから、
他人も尊重し慈しむ。
自分の思考を認めると、幾分か楽になってきている。
魔女修行はこうも自分のメンタルを守ってくれるのかと、
魔女に感謝でいっぱいだ。
メンタルが守られたら、日々が明るく変わるのを実感できてきた。
魔女修行は私の大切な日々の習慣となった。
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