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「ちゃんと怒ってる?」火星大接近のメッセージ

7月31日の今日、火星が15年ぶりに地球に大接近すると言うことで、世間はにぎわっていますよね。天体の接近は、占星術の視点でも色んな気づきを与えてくれます。

例えば月が最も地球に接近するスーパームーンは、感情や肉体に変化がおとずれやすくなる。いつもより激しく気持ちが揺さぶられ、普段やり過ごしていた課題に気付きやすいのですね。

つまり今回の火星大接近は、
火星:怒り・男性の恋人・情熱・活力(肉体)・事故・ケンカ・男性性
にまつわる課題がよりクローズアップされるはず。

特に「怒り」を上手に扱うことが、火星使いの大切なポイントなので、今日はそんなお話です。


「怒り」と「批判」は混同されやすいが、これは似て非なるもの。


人は「怒り」を我慢し、抑え込んだときに、脳内で「批判」がスタートします。この「批判」はとてもやっかいで、「自分は正しい。あの人は間違い」あるいは、「自分は間違い。あの人は正しい」の中に留まり続けます。

そして、本来のあなたの願いを置いてきぼりにしていく。

本当は、「あんな風に言われて悔しかった」「いや…悲しかった」「あの人にだけは分かって欲しかったんだ…」「あの人が、大切だから」そんな心の答えがあるはずなのに、怒りを抑え込んでしまったばっかりに、脳内で批判が始まるのです。


だからこそ、怒りを感じたら相手に伝える。


実はわたしも…。この火星接近の影響か、近しい友人に怒りを感じ、大人スルーしたつもりがずっと脳内にモヤモヤが残り、気づけば勝手に批判を始めている自分に気が付きました。

だから彼女に電話をかけ、どもりながら、声裏返しながら(笑)、怒りを伝えました。

この時大事なのは、「わたしはこう感じた!わたしはあなたに、こんな風に言われたくない!」と言う、「わたし」の感情を伝えること。

「それってむしろ、あなたのことでしょ?自分のこと棚に上げて…」みたいな感じて「あなた」を主語にした瞬間、批判のスイッチが入ってしまいます。

そして、「どもりながら、声裏返しながら」というのも大事で、火星を使うときには「みっともないのが、むしろカッコいい」というスタンスに立つこと。

わたし達日本人はおおむね火星使いが苦手で、「冷静に自分の怒りを伝える」のがまだまだ下手くそ。それでもいいと、腹をくくる。

火星が未熟で、そのため使うことを恐れていたら、ずっと未熟なままなのですから。粗削りでも、使う一歩を踏み出すことが火星マスターになるコツです。

どうかこの時期、あなたの火星をとことん使い尽くしてみてくださいね。

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占星術家・作家 木星

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