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【コロナ】新型コロナ専門家会議「廃止」にモノ申す?

昨日、ニュースで知った、
専門家会議の突然の「廃止」。
尽力してくれた研究者たちを
篤く遇する気持ちが感じられない
「廃止」という単語に呆然となった。

専門家会議が主導権を持ち、
それによって国民も政府も
道を考えてきたような、この数ヶ月。

私は個人的には、
政府主導でなくて、
だからこそ、詰まらない忖度も、
情報の隠蔽も少なくて済んだから
良かったと思ってるんですが、
今朝の新聞を読む限り、
昨日いきなり会議のメンバーに
「廃止」が言い渡され、
その日のうちに「廃止」されたらしい。

政府はよく思ってなかったみたい。
とりわけ、自分のメンツが大事そうな
西村経済産業相には
目の上のタンコブだったような…。

議事録がないとか、
肺炎の専門家はいなかったとか、
色々と指摘もあるとはいえ、
あの緊迫した状況で、
政府を挟まずに直接
会見で様々な情報を出してくれた
専門家会議には、
本当に感謝とお疲れ様でした、を
言いたいと思うんです。

考えたら、こんなに政府の介在なく
危機を思うあまりに、時には暴走した
発言もした専門家会議。
原子力発電の推進時期には、
理系の心ある研究者、例えば
湯川秀樹博士らを、原子力委員会から
じわじわ辞めさせた日本政府らしい
風土とは違った新しい在り方だった…
ような気がします。

「廃止」という言葉はあまりに
メンバーをモノ扱いしてるようで、
違和感を感じつつ、
西村経済産業相のメンツを潰された
悔しい顔つきを連想してしまう。

せめては、新しくメンバーを加える日に
専門家会議「強化」と発表すれば
それで良かった、
わざわざ、廃止して、近日新しくする、
など、大臣が言うところが
懐のなさを思わせる。

せめて、願うのは、新しい専門家会議に
政府のイエスマンばかりにならない事、
また、政府がやたら主導しない事を(笑)。

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