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2023/11/25(土) 【異形種交流会 特別回 】 準備録⑤

  • 彩る演者達。

FUJI-YUKI, Sarah, Sophieによる演目の前に、3組の演者が音を紡ぐ。

  • harico

harico(ハリコ)

ノイズミュージシャン、お針子、ケアワーカー、様々な顔を持つが、その素顔は、空っぽ。
空っぽの中から湧き出る音を紡いで、即興音楽を作る。空間、人、機械、全てのものとセッションし、溶け合って混じり合った音を表現。
日本のお母さんノイズユニット「ハリコズエ」では家事ノイズをライブで行う。
富山で定期的に行う「はりこの部屋」では、境目もない言葉もいらない、自由な表現で人と繋がる自由参加の即興セッションを開催。国内外からも様々なゲストを呼び、イベントを行っている。

  • Higado de Rape(ヒガドデレイプ)

Wamei(左)、Cuckoo(右)

WameiとCuckooによるインプロビゼーションユニットである。彼らはお互いの感覚を大切にし、音楽的なアイデンティティを共有しながら、即興的なサウンドを築き上げてきた。彼らの音楽は、繊細でありながらも力強さを持ち、聴衆を魅了する独自の響きを生み出している。

彼らの音楽は、聴く人の内面に宇宙的な旅をもたらすことを目指している。彼らの演奏は、感情的な共鳴と精神的な覚醒を促し、内なる世界を探求する契機となる。ジャンルを超えたサウンドは、聴衆に没入感と創造性を呼び起こす。

  • Junya Kobayashi (Didge-Tal)

Junya Kobayashi

オーストラリアの先住民アボリジニの楽器ディジュリドゥを知り、特に北東アーネムランドのヨルング族が作る“Yidaki(イダキ)”とその伝統奏法に魅せられ、収集と修習に励む。
「黙して語る」ことが体現できる楽器だと思っていて、イメージした倍音を瞬間的に表現する即興アンビエントを目指す。舌で喋って鳴らす伝統奏法と、ブレスでリズムを作るコンテンポラリーを混ぜた私的表現。自身の楽器歴、修行過程、悩み立ち尽くす現在地が演目。
ソロの他に、リズムマシーンを用いたユニット“Didge-Tal(ディジタル)”でも活動中。

  • 相関関係

FUJI-YUKI + harico = 盟友
Wamei + FUJI-YUKI = パートナー
Cuckoo + harico = パートナー
Wamei + Cuckoo = ヒガドデレイプ

特記する事でも無いのかもですが(笑)、素敵だなぁと思うのです。家族ぐるみの前衛芸術。

LIVEを観て音を聴き、セッションもご一緒しましたが、凄い方々です。期待に胸膨らむ。

(続く)

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