アクリル絵の具で「ネコ」を描いてみた
Youtubeへの動画アップ469回目は「ネコ」の絵を描いています。
今回は久々に全面マスキング技法を使いました。
ちなみに絵をマスキングしたネコの絵は過去にも描いていますので、ぜひご覧くださいね！
前回の絵はパレットナイフや筆を使って絵として描いてますが、今回は筆やパレットナイフは一切使用していません。
では何を使って描いているかというと、「スポンジ」なんですよね。
スポンジ技法はこれまでも沢山使っていますが、今回はスポンジだけで描いています。
→スパッタリング（小さな星を散りばめる箇所）はファンブラシ（扇形の筆）を使いました。
マスキング技法のメリットはなんといっても最後のマスクをビリビリって剥がすシーンですよね。描いている本人も、どのような絵になるかはっきりとわかっていませんw
マスキングテープとキャンバスの境界線が描いている過程で見えなくなるんですよね。ただし、描く前段階では、視聴者さんにわかるように、黒のペンで輪郭をはっきり描いています。よって動画を見た方は最後はネコの絵になるのだろう・・・とイメージできていると思います。
輪郭を描くのは、自分でも描く際の切れ目の参考にしています。
もう一つのポイントはキャンバスに貼ったマスキングテープをカッターナイフでカットする箇所ですね。力を入れすぎるとキャンバスもカットしてしまいますので、微妙なサジ加減が重要になってきます。
動画ではわかりにくいですが、かなり慎重に、カッターの先を使ってキリキリと切り抜いていきます。
そして着色は2パターンに大きく分かれます。
最初にランダムに置いた絵の具をスポンジで大まかにポンポンしていきます。（大まかといっても、色の区別をつけてメリハリが出るようにしています）全体に塗り渡った後に、仕上げとして色と色を馴染ませるように、丁寧に再度スポンジでポンポンしていきます。こうすることで綺麗なグラデーションが出来上がるんですよね。
星のスパッタリングは、ファンブラシを水に濡らし、白の絵の具を満遍なくつけます。（水分は多すぎず少なすぎず）そして本番前に必ず練習してくださいね。僕は毎回パレットで試し、星がきっちり○なのを確認してから本番にスパッタリングします。
動画では2本の筆でトントンしている場面ですね。最後の一撃は気持ち良く「トーン」と仕上げましたw
キャンバスはパネル型の薄いものを使用し、サイズは約20cmの正方形です。
木製のパネル台にもピッタリなので、ぜひチャレンジしてくださいね！
今回の動画
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