オノマトペイント〜ソラノアカリ〜2021振り返り1

みなさんこんにちは。
テアトルアカデミーさんと毎年恒例で行っている舞台公演を、先日まで楽しみまくっていて、
しばらく一つのことに夢中になっておりました。

先日まで、表題の

オノマトペイント
〜ソラノアカリ〜2021

を上演していましたが、
改めて説明をすると、
僕は毎年、テアトルアカデミーの6歳〜の幅広い年代の子達と一緒に、
舞台づくりを続けています。

この作品は、最初は下北沢の大人が集まる演劇祭に、
子供達だけで乗り込んでいく、というところから始まりました。
その時に、その演劇祭でグランプリをいただき、
今年で4回目の上演となります。

今年も、
星空チーム
青空チーム

の2チームで公演を行いました。

僕にとっても、とても思い入れのある作品です。
脚本も、演出としても。
指導者としても。

今年の初めのころにオーディションが始まり、
メンバーが決まってから、
4月から徐々に、約半年の期間をかけて稽古を続けてきました。
今年も初舞台の子が多く、
まずは上手(かみて)と下手(しもて)
というような、舞台でよく使う言葉の一つ一つから共有していくところから始まったものです。

メンバーは、今年も魅力に溢れた、
エネルギーに溢れた子達ばかりで、
とてもいい目をしていました。
最初はカタくみんなとても緊張していましたが、一つのことを
覚えていこうとする姿勢にとても素晴らしいものがありました。

今日は少し、
一番最初の本読みの頃の話を。
目一杯練習してきた姿を見せる子がいて、いきなり感動させたのを覚えています。
その子も、ずっとパワフルさと踏ん切りの良さが身につくととても輝けるようになるだろうという可能性を持っていた子でしたが、すでにその片鱗を見せ始めていたのです。それだけのこの作品に参加することの楽しみと、気合いを感じました。
また、自分の役の重要どころというものを自分で感じることができていて、
90分近くある本読みを、もう台本を見ずにイメージをしながらやっている子もいました。

僕は長い時間をかけて、
「自分たちの良いイメージ」と、「なりたい姿へ結束しながら向かっていく自主性」を持てるための声かけを繰り返していきます。その中で、意識の高さが形成されていく部分も大きいのですが、既に核となる存在感があふれている光を感じることができたことも印象的でした。

この後は、立稽古に入っていきます。
その2へ続きます。

それでは、いい1日をお過ごしください✨

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