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チェーンソーマンから学ぶ幸せのハードル

こんにちは!ジェイです。突然ですが、あなたは今幸せですか?「はい」と答えられる人は、なぜ今自分は幸せなのか?

または「いいえ」と答える人はなぜ幸せでないのか?今回はそれらについて深堀りしてみます。

幸せはなるものではなく感じるもの

みなさんは、幸せのハードルって意識してますか?
極端な話ですが、目が覚めて、息ができただけで、幸せを感じられるなら、下手な大富豪より超幸せだと思いませんか?

しかし、最初からそう思える人はほとんどいないですよね。人間は、実際になくなってからでないと現在の状況のありがたみがわからないものです。

けれども、「幸せになるために~しなきゃ」と幸せになるのを目標にするのは間違ってます。

なぜならば、幸せってなるものではなくて、感じ取るものなので、「幸せになりたい=今の自分が幸せでない」というのを無意識に潜在意識に刷り込んでるのとまったく同じことだからです。

では、どうしたら、日常の当たり前の事に幸せを感じられるか?というのを話すとこの答えは「チェーンソーマン」というマンガですべて描かれてます。

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チェーンソーマン概要

あらゆる意味ですごくおもしろいマンガなので、本編を読んで欲しいのですが、ネタバレしない程度に説明すると、悪魔と人間が戦う話です。

主人公のデンジという男の子が悪魔を体に宿しているけど、人間の味方をして、その人間に敵対している悪魔を倒してくという話です。

悪魔側は、何度もデンジを殺そうと試みますが、デンジに宿っている悪魔がめちゃくちゃ強いので、倒せません。ではどうしたらデンジを倒せるでしょうか?

幸せのハードルを上げるということ

悪魔は、物理的にデンジを倒すのはもう無理なので、心をぶっ壊そうと動き出します。

ただし、デンジの心を壊すのは、とんでもなく大変なんです。なぜなら、元々彼は不幸のどん底にいたからです。

デンジの父が借金を残して自○をしたせいで、その借金を返すために、ただ同然でヤクザに使われて悪魔退治をするという仕事を、子供の頃から続けていました。

当然、学校に通ってもいなかったし、命をかけたのにも関わらず、借金の利息でほとんどお金をとられてしまって、それだけでは生きていけないので、自分の内臓とか大事な金○を一つ売るとかして、何とかギリギリの生活をしていました。

そして、彼の夢は「食パンにジャムを塗って食べること」です。

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普段は、毎回何も塗ってない食パンを1枚かじるのがご飯だったからです。
こんなに不幸のどん底にいるデンジをどうやったら、不幸にできると思いますか?

仕事をサボったらヤクザに56すって脅されてるし、いつもバカにされてるし、日常的に悪魔退治の仕事で傷を負ったりしてるので、ボコボコにしても不幸にならないでしょう。

ご飯を食べるために自分の臓器とかも売ってるし、まさに不幸のどん底の彼をどうしたら不幸になるでしょうか?

答えは、デンジに敵対した悪魔が彼の心を壊そうとしてやったことは、彼が望むものをすべて与えた後に奪ったのです。

「食事」「仲間」「生きがい」を与えてから、それらのすべてを奪った時に、デンジの心は壊れるのです。

幸せは不幸の始まりで不幸は幸せの始まり

ここから学べる事は
・幸せを感じた時から不幸が始まるという二律背反
・デンジを幸せをするにはすごく簡単

だということです。

デンジを幸せにするのが簡単な理由は、彼の夢は「パンにジャムを塗って食べること」だったので、パンにジャムを塗って食べさせるだけで幸せを感じられるからです。

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不幸のどん底の生活を送っている人にとって、幸せを感じるハードルは低いので、「パンにジャムを塗って食べるだけで」幸せになれるのです。

大富豪がいて「豪邸を建てたり、高い車を持ったりする」というような幸せを「パンにジャムを塗って食べる」だけで感じられるんですよ?
これをあなたはどうおもいますか?

ものすごいお金持ちで「豪邸に住んでいて高いクルマを持ってないと幸せになれない」人と、最低限度のお金しか持ってないけど、ちょっとしたことで幸せを感じられる人どっちがいいですか?

幸福を感じる力は不幸の中でしか養われない

これまでの事を考えると、江戸時代の人が今の人より不幸だったのか?というとそうでもないというのもうなづけます。なぜなら、物質的に豊かになって行くと同時に幸せのハードルも上がっていったからです。

では実際に普段から幸せのハードルを下げる方法を考えてみましょう。

具体的には
・すべてに関して期待しない
・欲望に優先順位をつける
・足し算より引き算を意識する

すべてに関して期待しない

これだとかなり極端な話になりますが、期待値が下がれば下がるほど、他人に対して怒ったり不満に思うこともなくなります。

自分に対して期待値が低い場合は、結果が出なくてもそんなに落ち込まなくて済みます。これについては以前書いたので、詳しくはこちらを参照。

欲望に優先順位をつける

上記の記事で説明していますが、考え方としては「何が必要か」ではなく「何が不要か」を考えることの方が重要です。

以前は、理由を書いてませんでしたが、これは、「幸福を定義するのは難しいけど、幸福で無いことを定義する方が簡単」だからです。

足し算より引き算を意識する

私は食事や服や家具などには最低限でよくて、それほどこだわりがありません。逆にPCやガジェットやイスなどは大好きなので、そこにはお金を使います。

このようにメリハリをつけて、いらないものを削ぎ落とすと、幸せのハードルを下げつつも最低限度の好きなものだけで生きていけます。

いらないものが減ると、考える事が少なくなり、心に余裕が生まれます。

まとめ

いかがだったでしょうか?何かの目標に向かって頑張って、大きなものを手に入れるという「足し算の考え」も悪くはありませんが、「幸せのハードルを下げる」ことの重要性にも気がつくと思います。

実はチェーンソーマンから学べることは、他にもたくさんあるので、興味がある人はぜひマンガを読んでみてもらいたいです。


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