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浜田岳文さんの美食の教養を読んだ

浜田岳文さん著作の『美食の教養』に本屋さんで出会いました。
浜田さんの出身地が宝塚、僕の出身地が隣町の西宮という事で身近に感じた事。そしてタイ料理クワンチャイを日本で20年前から始めてから、様々な世界の美食、料理シーンが大きく変わって来た事を井の中の蛙という実情から実感していたからです。
浜田さんは世界のトップレストラン50を踏破。OADTopRestaurantsのレビュアーランキング6年連続ランキング1位をキープしている凄い人だ。    彼は美味しい料理を食べ歩きするために全てを犠牲にしているとの事。  腹がへったらジャンクフードも牛丼も何でもオッケーの僕とは違って、彼は美味しい料理を食べ歩きするためには1日2食、場合によると、丸1日食べなくても平気みたいだ。
さてタイ料理クワンチヤイを始める前はルレシャトー、ミシェラン、ザカット等を参考にして手当たり次第に世界中食べ歩きして来たが、ここ20年はタイ料理を除いた世界中の美食トレンドにはとんと疎くなっていました。
浜田さんの本は頭の整理と時代の変化を自覚する事に本当に役立ちます。

まず、まっとうなレストランが客層の悪さと悪い同業者の介入で閉店に追い込まれた事。 この悲しい事態を起こさない為にソーシャルメディアは余り好きでは無いが、義憤から情報発信しているという姿勢に共感しました。

また様々な近年の美食文化のトレンドも、ものすごく参考になりました。
本当に有難うございます。

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