問題分析マンダラート
概要
「問題解決ってどうやったらいいの?」と思う人にとって、問題分析マンダラートが役立ちます。
これまでのこと(As-Is)からこれからのこと(To-Be)を決めるのに、図中の数字の順番で整理すると考えがまとまりやすいです。
例えば、WiiUをテーマに問題分析マンダラートで整理してみると、このようになります。ざっくりした粒度ですが、実務ではこれをExcelのワークシートで情報を収集・データ分類しながらこの図解で整理すると、問題を端的に俯瞰することができます。
大事なのは、「解決すべき課題」をちゃんと設定して、それを「解決するための施策」が何かをしっかり考えること。小さな課題に対する施策は、どんなに素晴らしくても課題解決による成果は小さいですが、大きな課題に対する施策なら、課題解決が部分的であっても得られる成果は大きくなります。
大きな課題になるほど解決難度が高くなり、労力やコストも肥大化します。そのため、課題解決のための施策を分類し、解決率と成果が大きい施策はマネジメント層を巻き込み、組織の力を利用して成功率を高めるとよいでしょう。
一方で、小さな課題への解決を軽視するべきではありません。日常業務の延長で改善できる活動に取り込むことで、定常的に改善が行われる組織が実現できます。
参考書籍
この内容に絡んだ資料のストーリーの作り方は以下の書籍でも触れています。わかりやすい文章・資料の作り方を知りたい方はぜひご参照ください。
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