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ロジック構造化の使い分け

概要

コンサルが仕事で扱うほとんどのことは、ロジックツリーとピラミッドストラクチャーを用いることで、ロジックを構造化します。

ロジック構造化の使い分け図

ロジックツリーは対象テーマを要素分解し、各要素の関係性を網羅的に可視化するため、問題発見や解決策立案に役立ちます。

ロジックツリーの例

ピラミッドストラクチャーは、結論を支える根拠とその事例を組み立て、理論の整合性を可視化するため、報告やプレゼンのストーリー作りに役立ちます。

ピラミッドストラクチャーの例

ロジックツリーとピラミッドストラクチャーは、両方ともプロジェクトやタスクの進行管理に役立つツールですが、使用目的やタスクに応じて使い分けることが重要です。

ロジックツリーは、問題の解決方法を考える上で、一般的にはより詳細なプランを立てるために使われます。プロジェクトの目的や目標を明確に定義し、それを達成するための具体的なステップやアクションを明確にするために使用されます。ロジックツリーは、問題解決やプランニングのプロセスを可視化し、効率的なコミュニケーションやタスク管理を可能にすることができます。

一方、ピラミッドストラクチャーは、プロジェクトやタスクを分類し、主題を階層的に整理するために使用されます。ピラミッドストラクチャーは、プロジェクトのスコープや目標、目的を正確に理解するために役立ちます。ピラミッドストラクチャーは、情報を効果的に整理し、意思決定を容易にし、主題の関係を明確にすることができます。

一般的には、ロジックツリーは、問題の解決やプランニングに使用され、ピラミッドストラクチャーは、情報の整理や分類に使用されます。しかし、どちらのツールも同じ目的に使用できます。選択するツールは、プロジェクトやタスクに応じて、目的に合わせて選択することが重要です。

参考書籍

ロジックツリーとピラミッドストラクチャーは、『フレームワーク使いこなしブック』(日本能率協会マネジメントセンター)で詳しく解説しています。この本は、新人の東むぎ夫がフレームワークを使って課題を解決していくストーリーを追いながら、フレームワークを学べるしかけになっています。「わかる」レベルから「使える」レベルに無理なくステップアップできます。

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