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Cub and Peace. 愛と平和のスーパーカブ。#バイクの日
8月19日、今日はバイクの日だそうで。前々から書こう書こうと思って書いていなかったスーパーカブについて書こうと思います。
日本で最も認知されている乗り物(車種)
日本人でスーパーカブを知らない人っているのでしょうか?おそらく日本人に最も認知されている乗り物じゃないだろうかと思います。そして外出してスーパーカブを目にしない日はほとんど無いはずです。
田舎でも都会でも町のどこかで活躍しているスーパーカブは尊い存在、リスペクトフォーカブ。
スーパーカブの事を詳しく書くと終わらないし、いろんなところに詳しい情報は掲載されているので割愛。主要なリンクだけいくつかピックアップしておきますね。
ということで、1958年に誕生してからこれまで様々なモデルが発売されて今に至るホンダ・スーパーカブシリーズ。とにかく素晴らしい乗り物だということを書いていきます。
スーパーカブ=危なくないバイク。
何かに付けて「危険な乗り物」というイメージを持たれるバイクなんですが、50ccの原付きだって1,000ccオーバーのハーレーダビッドソンだって、危ない乗り方をすれば危ないし、交通ルールを守って安全に乗れば安全です。いやいや、それでも車(四輪車)に比べたら危険でしょう!という野暮な話はここでは割愛します。
そんな危険なイメージを持たれるバイクの中において、スーパーカブに対して危険なイメージを持つ人はほとんどいないと思います。
そうなんです、日本人の日常に溶け込んでいる乗り物・スーパーカブは一般的に言うバイクとは違うステージにいらっしゃるのです。
新聞配達で活躍するスーパーカブ、郵便配達員さんが乗る真っ赤なスーパーカブ、そば屋の出前を運ぶスーパーカブ、銀行の営業さんがスーツを着て乗るスーパーカブ、畑に向かうおじいちゃんが荷台に鍬をくくりつけて走るスーパーカブ。
とにかく街の田舎の風景に溶け込んでいるスーパーカブは「バイク=危ない」というイメージを持たれることがない「危なくないバイク」としての存在を確立しています。
片山右京さんが言っていたこと。
元F1ドライバーで我々F1ブーム世代にとっては永遠のヒーローである片山右京さんが言っていました。「おぎやはぎの愛車遍歴」という番組に出演された時です。
ずっとハイスペックな車(いわゆるスーパーカーの部類)に乗っていた右京さん。ある日、道路沿いを歩く親子の姿。子どもの手を引くお母さんが右京さんの運転するスーパーカーが近づいてくるのを見て、危険から身を守るように、子どもに覆いかぶさるようにして右京さんの車が通り過ぎるのを待っていたそうです。
親子の存在に気づいていた右京さんは徐行運転をしていたのですが、まるで殺人犯か戦車が迫ってきたかのごとく(どんな表現をされていたか正確ではないですが)子どもを守るお母さんを見て思ったそうです。
「オレは世間の人になんて危険な思いをさせていたんだろう。」
それから右京さんの愛車はトヨタ・プリウスになったらしく、20万キロ走って乗り潰すぐらい、どこへ行くのもプリウスだそうです。モータースポーツの頂点、F1で活躍した右京さんは言っていました「スピードが出る車はサーキットで乗ればいい、街なかでは平和で安全な車に乗りたい。」
ボクもスーパーカーが大好きで、toto BIGが当たったらポルシェに乗りたいと思っているので車に関する価値観は人それぞれだと思います。プリウス最高!という話ではなく、片山右京さんが普段乗る車に対する価値観を知ることが出来てとても印象に残るエピソードでした。
長い説明になりましたが、スーパーカブはバイクの中でも同様の存在だと思います。
写真趣味+スーパーカブ is 最高
ボクはクロスカブ110というモデルに乗っているのですが、ほぼノーマル状態を維持しています。マフラーを交換したり外装を変えたりするのがバイクの楽しみ方のひとつでもありますが、ボクは意図してノーマル状態にこだわります。
その理由は、カメラを持って写真を撮る際の移動手段として使用することが多いからです。
農道に停めて夕日を撮ったり、住宅地に咲く花を撮ったり、観光地にあるバス停を撮ったり。その場にいる人達に「危ない!」と思われないように最大限の配慮をしています。
もちろん人通りが多い場合は押して歩きます。カメラをぶら下げていても自転車のように楽々押して歩けるバイク。写真を趣味にする人にとって、カブ is 最高と言えるでしょう。
しかも燃費が抜群に良いのです。ボクが乗っているクロスカブ110はカタログ値で60km/L、実燃費は乗り方にもよりますが40〜50km/Lを記録します。
カブで日本中を旅したい
愛車のクロスカブで日本中を旅したい。カブ乗りなら誰もが抱く夢。日本中は無理だとしても色んなところに行って写真を撮ろうと思っています。
そう思っていたところ、それを実現した若者がいると知りました。
日本全国の市町村全てをスーパーカブで旅したというかつおさん。その記録はかつおさんのサイトで見ることができます。
そしてその写真集が発売されると知り早速注文しました。まだ届いていませんが写真を見るのも楽しみですし、今後の旅の参考書としても役立てたいと思っています。
気になる方はこちらからチェックしてみてください(^^)
ということで、とりとめもなく書いたらいつまででも書いてしまいそうなのでこのへんで。
先日、ライカM3で撮ったカブの写真がとても良かったので最後に貼っておきます。令和2年のバイクの日に、Cub and Peace.
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