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森が深いほど妖怪が元気だそうです

(水木) そもそも、森が深いほど妖怪は活き活きしているんです。日本でも、神社に森があるのは偶然ではありません。目に見えない存在とか妖怪というのは、いろいろ辿っていくと、精霊なんです。縄文の昔から、すべての人は妖怪と、つまり精霊と交信していたんです。マレーシアのセノイ族は、自分の望む夢を見られるといいます。夢を見ている時、無意識の状態では、精霊を感じる感度が覚醒時の五倍もあるといいますから。

(京極) それは近代以降、日常生活を送るだけなら必要ない感度なんでしょうね。五感だけで足りてしまうから切り捨ててしまった。のみならず我々 現代人はその五感すら衰え始めている(笑)。人間はかつてもう少し違った世界を見ていたという、その可能性は大いにありますね。

(「妖怪大講義」より抜粋)

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おお!
つまり!
最古の森に住むアボリジナルの民は、世界最古の妖怪と共存してきた可能性があるということですね!

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世界最古の妖怪(なんか、自分が妖怪みたいになってるw)

いつか、それを認識できる知覚能力を獲得できるだろうか?

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