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ノルウェーを彷彿とさせる透明感ある美しいボーカル~A-ha

1985年「Take On Me」の大ヒットで一躍メジャーに躍り出たA-ha(アーハ)

「Take On Me」は全米1位・全英2位の大ヒット。ビルボード(Billboard)誌では、1985年10月19日に週間ランキング第1位を獲得。1985年ビルボード誌年間ランキングでは第17位。

イントロのフレーズとモートンのファルセットが印象的なこの曲は、ロトスコープによるスケッチ風アニメと実写とを巧みに合成した当時としては斬新なミュージックビデオの効果も手伝って、全世界的なヒットとなったわけです。



最初はその甘いルックスと出身ノルウェーを彷彿とさせる透明感ある美しいボーカルで、アイドルバンドの扱いを受けていたように思われますが、非常に優れた楽曲を作るバンドでした。

アーハはデビュー・アルバム「Hunting High and Low (1985)」からすでに完成度が高く、「Take On Me」を筆頭に、低いボーカルが魅力な「Train of Thought」、甘いポップな「Love Is Reason」と「Take On Me」を引き継いだポップソングがありながらも、「Hunting High and Low」「The Blue Sky」「And You Tell Me」といった美しいバラードも取りそろえ、加えて「The Sun Always Shines on T.V.」といったオーケストラ的な、壮大な曲もあったりします。

デビューでここまでのバラエティとクオリティは稀ではないかと思うのです。

ただ、個人的に思い出が深いのは、実はセカンドアルバム「Scoundrel Days (1986)」なんですけどね・・・


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