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卒業式ライブ配信を一眼レフ(EOS)で!

コロナ禍での卒業式、在校生は代表のみ参加、保護者は1名のみ。来場できなかった在校生と保護者、複数で来場した保護者のためのライビュビューイング会場、に向けてYouTube限定ライブ配信を行いました。

学校祭で普通のウェブカメラを使ってライブ配信した時に色々無理があったので、次やるときは一眼レフから配信するぞ!と心に決めてました。

ちなみに前回の学校祭ライブ配信のnoteはこちら↓
学校祭YouTubeライブ配信で地雷を踏まないためのTips

1. 今回の準備グッズ

・Canon EOS Kiss X5
・三脚
・MacBook Pro(2016 / Core i7 / メモリ 16GB)

勤務校にある一眼レフはNikonなのですが、カメラをウェブカメラとして使うためのソフトが提供されていない。キャプチャボードを購入することも考えましたが、学校で買ってもらうといずれ棚の肥やしになるだけだからイヤだし、自腹切るのも1万超えるので躊躇。というわけでマイEOS Kissです。

MacBook Proも私物ですが、よりよい状態で配信したいという思いで使っただけです。学校配備品でもなんとかなる・・・はず。

2.なぜ一眼レフを使いたかったか

卒業生にズームインしたい!ただただその思いだけです。

卒業式全体の様子を配信するだけならPCの内臓カメラからの直接配信で十分です。ちなみに、今回、EOSを使った配信と、SurfaceGoのリアカメラを使った配信の同時2配信をしました。SurfaceGoは気軽に移動して配信できたので、退場時の拍手で送られる感動の場面では出口付近に移動できたりして、かなりいい仕事しました。EOSはガッチリ大きい三脚に固定してたので移動はできず。でもズームできたのはやっぱり良かった。

3. EOS Webcam Utility + OBS

EOS Webacam UtilityをPCにインストールすると、EOSが簡単にWEBカメラになります。ライブ配信時はOBSをかませます。OBSについては
学校祭YouTubeライブ配信で地雷を踏まないためのTips
にも書いたので割愛。

スクリーンショット 2021-03-08 22.27.31

カメラの電源入ってなかったり、カメラとPCつなぐUSBケーブルが外れたりして、この画面は何度も見ました。が。ちゃんとつながっていれば、ハマるポイントは皆無でした。すんなり簡単!Canon万歳!

4.モバイルルータの速度制限に注意!

Wi-Fiのない体育館からなのでモバイルルータ必須でした。前回の学校祭配信時には速度制限なしのルータをレンタルしましたが、今回は、1.5GB/日で速度制限にかかる配備品のモバイルルータ(複数個あり)を使用する必要がありました。なので、50分くらいのところで強制的に接続切り替え。配信中にWi-Fiを切り替えても、あまり問題なかったです。瞬間止まる程度。もちろん、あらかじめ、Wi-Fiを一度接続して記憶させ、スムーズに切り替わるようにしておきました。

5.持続可能なライブ配信へ・・・

今年度、何度か学校でライブ配信する機会がありましたが、今、一番思うことは、私、というか、担当者が変わっても配信できるか?ということ。学校で、誰でもできる仕事にするためには、この、一眼レフを使ったやり方はよろしくない。引き継ぎがしにくい。本業じゃないんだし。

今回同時配信した、タブレットPCのリアカメラから直接配信するシンプルな方法をメインのやり方にして、プラスアルファ、おまけくらいの位置付けで、やれる人がいればカメラ使ったり、切替スイッチ使ったりすればいいかなと。持続「不可能」なことのために、予算割り当ててもらうのも良くないし、というのがマイ見解です(なので今回も予算要求はせず私物対応)。

6.おまけ

コロナ禍での卒業式ということで、新聞社が取材に来てくれて、私もちょこっと写真に載りました。取材のきっかけが、「卒業式 ライブ配信」でGoogle検索にひっかかったと・・・SEO対策も何もしてないのに、そんな普通のキーワードでなぜ上位にくるのか疑問・・・「学校祭 ライブ配信」でも見ず知らずの人から問合せ来たし。HP担当でもあるので検索キーワードの謎を解明したい今日この頃です。

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