認知症書籍

認知症書籍の歴史を辿る。 [2000〜2018年]

認知症にまつわる情報があふれている今——。書籍の出版も花盛りである。最近では、書店の一角に「認知症コーナー」が設けられていることも珍しくなくなった。

過去から現在を辿ってみると、実に多種多数の認知症書籍が出版されてきたのがわかる。医学書に始まり、介護書、看護技術書、介護体験記、予防術、テキスト、事業所実践記、翻訳書、小説、漫画……etc。そして近年では、認知症本人の手記などが散見される。

有吉佐和子氏の小説『恍惚(こうこつ)の人』(新潮社)が発表されたのが1972年。今からもう45年以上前になる。深沢七郎氏の『楢山節考(ならやまぶしこう)』(中央公論社)は、さらに15年遡ること、1957年の発刊だ。

いうまでもなく、認知症を取り巻く現在の社会状況は急に出来上がったものではない。それを形成したのは「歴史」に他ならない。高齢化・認知症の人の増加を背景に、「福祉」「知的障害」「身体障害」「精神障害」「精神医学」「介護」「看護」「人権」といった分野の源流が注ぎ込み混ざり合って「認知症」という大流になったのだ。

ここにあげた160種類ほどの書籍をあらためて眺めてみると、書籍は、こうした潮流(蛇行?)を見事に映しだしている。当時使われていた「用語」はもちろんのこと、そのときの医学的見地、介護方法などの到達点もわかる。一時的にブームとなったケア技術(これらは海外からもたらされたものが多い)もある。さらに見逃してはならないのは、認知症ならびに認知症の人が社会(ここには専門職も含まれる)から被ってきた「誤解」や「偏見」が染み込んでいることである。

なお、年代ごとにここに掲載した選書の基準は、①多くの人に読まれた、②話題になった、③当時の世相が反映されている、④認知症を取り巻く状況を進歩させた、⑤先見性があった、の5点である。筆者の主観に基づくものであることを申し添えておきたい。

また、ここでは、書籍とともに映画も取り上げている。今や認知症をテーマにした映画は珍しくないが、1980〜90年代は本当に稀少だった。もう観ることが叶わない映画が多く、非常に惜しいといわざるをえない。


注)各書名を参照できるようにAmazonのリンクを貼っているが、現在入手不可能なものも多い。書名によっては、初版ではなく、その後刊行された改訂版、文庫版、復刻版、Kindle版などのURLを示しているものもある。


「マザー」」(藤川幸之助著、ポプラ社)
がんばらない」(鎌田實著、集英社)
ユニットケアのすすめ——特養・老健でも、宅老所・グループホームのような家庭的なケアができる。」(外山義著、全国コミュニティライフサポートセンター)「痴呆の症候学」(田邉敬貴著、医学書院)

◆映画
アカシアの道」(松岡錠司監督)
ホーム・スイートホーム」(栗山富夫監督)


バリデーション——認知症の人との超コミュニケーション法」(ナオミ・フェイル著、藤沢嘉勝監訳、筒井書房)
佐賀のがばいばあちゃん」(島田洋七著、ムーンライトファクトリー)
痴呆のお年寄りの音楽療法・回想法・レク・体操」(田中和代著、黎明書房)「痴呆の母を看取って」(舛添要一著、佼成出版社)
痴呆の心理学入門——痴呆性高齢者を理解するためのガイドブック」エドガー・ミラー他著、佐藤眞一訳、中央法規出版)

◆映画
アイリス」(リチャード・エアー監督、英国)
折り梅」(松井久子監督、小菅とも子原作)


DSM-IV-TR 精神疾患の分類と診断の手引」(米国精神医学会著、高橋三郎他訳、医学書院)
ICF 国際生活機能分類——国際障害分類改定版」(障害者福祉研究会編、中央法規出版)
パワーリハビリテーション(No.1)」(介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会編、医歯薬出版)
八重子のハミング——4度のがん手術から生還した夫がアルツハイマーの妻に贈る、三十一文字のラブレター」(陽信孝著、小学館)


私は誰になっていくの?——アルツハイマー病者からみた世界」(クリスティーン・ボーデン著、檜垣陽子訳、クリエイツかもがわ)
大逆転の痴呆ケア」(和田行男著、中央法規出版)
痴呆を生きるということ」(小澤勲著、岩波書店)
脳を鍛える大人の計算ドリル——単純計算60日」(川島隆太著、くもん出版)
老いを支える古屋敷——託老所あんき物語」(中矢暁美著、雲母書房)

◆映画
蕨野行」(恩地日出夫監督、村田喜代子原作)


100歳の美しい脳——アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち」(デヴィッド・スノウドン著、藤井留美訳、DHC)
ヘルプマン!(1)」(くさか里樹著、講談社)
地域でねばる——アザレアンさなだの挑戦」(宮島渡編、全国コミュニティライフサポートセンター)
痴呆ケア標準テキスト 痴呆ケアの基礎」(日本痴呆ケア学会編、ワールドプランニング)
痴呆の人の思い、家族の思い」(呆け老人をかかえる家族の会編、中央法規出版)
日本版MDS-HC2.0——在宅ケアアセスメントマニュアル」(ジョン・N・モリス他著、医学書院)
母に歌う子守唄——わたしの介護日誌」(落合恵子著、朝日新聞社)
明日の記憶」(荻原浩著、光文社)
介護入門」(モブ・ノリオ著、文藝春秋)
痴呆老人が創造する世界」(阿保順子著、岩波書店)
「痴呆の臨床——CDR判定用ワークシート解説」(目黒謙一著、医学書院)

◆映画
きみに読む物語」(ニック・カサヴェテス監督、ニコラス・パークス原作、米国)
私の頭の中の消しゴム」(イ・ジェハン監督、韓国)


親の「ぼけ」に気づいたら」(斎藤正彦著、文藝春秋)
BPSD 痴呆の行動と心理症状」(国際老年精神医学会著、日本老年精神医学会訳、アルタ出版)
若年認知症とは何か——「隠す」認知症から「共に生きる」認知症へ」(宮永和夫監、若年認知症家族会「彩星の会」編、筒井書房)
新しい認知症介護」(認知症介護研究・研修東京センター監、中央法規出版)「認知症のパーソンセンタードケア——新しいケアの文化へ」(トム・キットウッド著、高橋誠一訳、筒井書房)
認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式の使い方・活かし方」(認知症介護研究・研修東京センター他編、中央法規出版)
認知症の正しい理解と包括的医療・ケアのポイント——快一徹! 脳活性化リハビリテーションで進行を防ごう」(山口晴保編著、協同医書出版社)
長い長いさようなら——アルツハイマーと闘った父、レーガン元大統領に捧げる手記」(パティ・デイヴィス著、青木純子訳、竹書房)

◆映画
そうかもしれない」(保坂延彦監督、耕治人原作)


いっぱいごめんいっぱいありがと——認知症者の母とともに」(岡上多寿子著、木耳社)
フリフリグッパー」(征矢英昭著、ワニブックス)
私、バリバリの認知症です」(太田正博他著、クリエイツかもがわ)
笑う介護士の極意——SODEYAMA式“笑いの介護”のつくり方」(袖山卓也著、中央法規出版)
いつだって心は生きている——大切なものを見つけよう」(認知症ケア研究会著、中央法規出版)
輝くいのちを抱きしめて——「小山のおうち」の認知症ケア」(高橋幸男著、日本放送出版協会)
スウェーデンの認知症高齢者と介護」(ブリット=ルイーズ・アブラハムソン著、ハンソン友子訳、ノルディック出版)

◆映画
アウェイ・フロム・ハー 君を想う」(サラ・ポーリー監督、カナダ)
明日の記憶」(堤幸彦監督、荻原浩原作)


アルツハイマー・ワクチン——認知症予防・治療の最前線」(田平武著、中央法規出版)
トーク認知症——臨床と病理」(小阪憲司・田邉敬貴著、医学書院)
ブログ「認知症一期一会」——認知症本人からの発信」(水木理著、クリエイツかもがわ)
認知症介護サポートマニュアル——ものわすれが気になる人・家族・支援者のための」(松本一生著、河出書房新社)

◆映画
殯の森」(河瀬直美監督)


シズコさん」(佐野洋子、新潮社)
認知症テキストブック」(日本認知症学会編、中外医学社)
満月の夜、母を施設に置いて」(藤川幸之助著、中央法規出版)
タクティールケア入門」(タクティールケア普及を考える会編著、日経BPコンサルティング)
「痴呆老人」は何を見ているか」(大井玄著、新潮社)
ピック病——二人のアウグスト」(松下正明・田邉敬貴編著、医学書院)
前頭側頭葉変性症(FTLD)の診断と治療——前頭側頭型認知症・意味性認知症・進行性非流暢性失語」(織田辰郎著、弘文堂)

◆映画
やさしい嘘と贈り物」(ニコラス・ファクラー監督、米国)


あなたが認知症になったから。あなたが認知症にならなかったら。」(越智須美子・越智俊二著、中央法規出版)
知っていますか? レビー小体型認知症」(小阪憲司著、メディカ出版)
認知症ケア研修ブック——12の事例から学ぶ大切なこと」(諏訪さゆり著、全国社会福祉協議会)
認知症ライフパートナー検定試験基礎検定公式問題集——第1回試験解説&模擬問題」(日本認知症コミュニケーション協議会監、中央法規出版)
認知症ケアマッピングを用いた パーソン・センタード・ケア実践報告集」(鈴木みずえ著、クオリティケア)


「平穏死」のすすめ——口から食べられなくなったらどうしますか」(石飛幸三著、講談社)
認知症ケアの倫理」(箕岡真子著、ワールドプランニング)
認知症の人の歴史を学びませんか」(宮崎和加子著、中央法規出版)
認知症疾患治療ガイドライン2010」(日本神経学会監、医学書院)
介護職のための原因疾患別・進行段階別チャートで理解する認知症標準ケアサービス」(福島富和著、日本医療企画)
こうして乗り切る、切り抜ける認知症ケア——家族とプロの介護者による究極の知恵袋」(朝田隆他編著、新興医学出版社)
認知症のスピリチュアルケア——こころのワークブック」(エリザベス・マッキンレー他著、馬籠久美子訳、新興医学出版社)

◆映画
ただいま——それぞれの居場所」(大宮浩一監督)


ああ認知症家族——つながれば、希望が見えてくる」(髙見国生著、岩波書店)「ぼくが前を向いて歩く理由——事件、ピック病を超えて、いまを生きる」(中村成信著、中央法規出版)
認知症ぜんぶ図解」(三宅貴夫著、メディカ出版)
認知症の人の見守り・SOSネットワーク実例集——安心・安全に暮らせるまちを目指して」(永田久美子他編、中央法規出版)
認知症のケアとお薬のガイドブック」(諏訪さゆり編著、ワールドプランニング)
認知症の人のサポートブック」(NPO法人認知症フレンドシップクラブ編、中央法規出版)
おばあちゃんが、ぼけた。」(村瀬孝生著、イースト・プレス)

◆映画
しわ」(イグナシオ・フェレーラス監督、スペイン)
幸せな時間」(横山善太監督)


ペコロスの母に会いに行く」(岡野雄一著、西日本新聞社)
マンガ 認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?」(北川なつ著、ぺこなつ堂)
認知症「不可解な行動」には理由がある」(佐藤眞一著、SBクリエイティブ)「母の遺産——新聞小説」(水村美苗著、中央公論新社)
家族が高齢者虐待をしてしまうとき」(加藤伸司・矢吹知之編著、ワールドプランニング)
驚きの介護民俗学」(六車由実著、医学書院)
第二の認知症——増えるレビー小体型認知症の今」(小阪憲司著、紀伊國屋書店)

◆映画
「わたし」の人生 我が命のタンゴ」(和田秀樹監督)
マーガレット・サッチャー——鉄の女の素顔」(フィリダ・ロイド監督、英国) 「わが母の記」(原田眞人監督、井上靖原作)
愛、アムール」(ミヒャエル・ハネケ監督、フランス・ドイツ・オーストリア) 「季節、めぐり それぞれの居場所」(大宮浩一監督)
毎日がアルツハイマー」(関口祐加監督)


ここが知りたい認知症の画像診断Q&A」(松田博史・朝田隆編著、harunosora)
認知症ケアの視点が変わる「ひもときシート」活用ガイドブック」(認知症介護研究・研修東京センター監、中央法規出版)
若年認知症の夫と生き抜いて——8000日の夜と朝」(新井雅江著、harunosora)
あの介護施設には、なぜ人が集まるのか——サービスを感動に変える18の物語」(糠谷和弘編著、PHP研究所)
ボケたっていいじゃない」(関口祐加著、飛鳥新社)
認知症ケア これならできる50のヒント——藤本クリニック「もの忘れカフェ」の実践から」(奥村典子・藤本直規著、クリエイツかもがわ)

◆映画
ペコロスの母に会いに行く」(森崎東監督、岡野雄一原作)
わすれな草」(ダービット・ジーベキング監督、ドイツ)


DSM-5——精神疾患の診断・統計マニュアル」(日本精神神経学会監、医学書院)
ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」(長尾和宏・丸尾多重子著、ブックマン社)
ボケてたまるか!——62歳記者認知症早期治療実体験ルポ」(山本朋史著、朝日新聞出版)
ユマニチュード入門」(イヴ・ジネスト他著、医学書院)
治さなくてよい認知症」(上田諭著、日本評論社)
認知の母にキッスされ」(ねじめ正一著、中央公論新社)
認知症になった私が伝えたいこと」(佐藤雅彦著、大月書店)

◆映画
アリスのままで」(リチャード・グラツァー監督、米国)
「かあちゃんに贈る歌」(葉七はなこ監督)
サクラサク」(田中光敏監督)
パーソナル・ソング」(マイケル・ロサト=ペネット監督、米国)
ハッピーエンドの選び方」(シャロン・マイモン監督、イスラエル・ドイツ)「妻の病——レビー小体型認知症」(伊勢真一監督)
毎日がアルツハイマー2——関口監督、イギリスへ行く編」(関口祐加監督)「和ちゃんとオレ」(曺絹袖監督)


スクラップ・アンド・ビルド」(羽田圭介著、文藝春秋)
私の脳で起こったこと——レビー小体型認知症からの復活」(樋口直美著、ブックマン社)
長いお別れ」(中島京子著、文藝春秋)
認知症カフェハンドブック——きょうからはじめる認知症カフェ」(武地一編著、クリエイツかもがわ)
認知症の人たちの小さくて大きなひと言——私の声が見えますか?」(永田久美子監、harunosora)
認知症予防運動プログラム コグニサイズ入門」(島田裕之編著、 ひかりのくに)
娘になった妻、のぶ代へ——大山のぶ代「認知症」介護日記」(砂川啓介著、双葉社)
認知症 それがどうした! ——早田家の泣き笑い介護生活20年」(早田雅美著、ロハスメディア)
旅のことば——認知症とともによりよく生きるためのヒント」(井庭崇・岡田誠編著、丸善出版)
医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得」(工藤広伸著、廣済堂出版)

◆映画
手紙は憶えている」(アトム・エゴヤン監督、カナダ・ドイツ)
「徘徊 ママリン87歳の夏」(田中幸夫監督)


あおいけあ流 介護の世界」(森田洋之・加藤忠相著、南日本ヘルスリサーチラボ)
介護離職しない、させない」(和氣美枝著、毎日新聞出版)
認知症、その薬をやめなさい」(髙瀬義昌著、廣済堂出版)
認知症ケア用語辞典」(一般社団法人日本認知症ケア学会認知症ケア用語辞典編纂委員会編、ワールドプランニング)
認知症の人の医療選択と意思決定支援——本人の希望をかなえる「医療同意」を考える」(成本迅他編著、クリエイツかもがわ)
鼻めがねという暴力——どうすれば認知症の人への虐待を止められるか」(林田俊弘著、harunosora)
老乱」(久坂部羊著、朝日新聞出版)
楽器を使った楽しい認知症ケア——スウェーデンのブンネ・メソッド」(舞浜倶楽部・ブンネ・ジャパン編、メディア・ケアプラス)

◆映画
「認知症と向き合う」(保母新之助監督)
八重子のハミング」(佐々部清監督、陽信孝原作)


BPSDに対する抗精神病薬治療ガイドライン」(米国精神医学会著、新井平伊訳、ワールドプランニング)
丹野智文 笑顔で生きる」(丹野智文著、文藝春秋)
注文をまちがえる料理店」(小国士朗著、あさ出版)
認知症になってもだいじょうぶ!——そんな社会を創っていこうよ」(藤田和子著、徳間書店)
認知症になっても人生は終わらない——認知症になった私が、認知症のあなたに贈ることば」(認知症の私たち著、harunosora)
認知症の私は「記憶より記録」」(大城勝史著、沖縄タイムス社)
認知症疾患診療ガイドライン2017」(日本神経学会監、医学書院)
母さん、ごめん。——50代独身男の介護奮闘記」(松浦晋也著、日本経済新聞社)
実践! 認知症の人にやさしい金融ガイド——多職種連携から高齢者への対応を学ぶ」(意思決定支援機構監、クリエイツかもがわ)

◆映画
「キセキの葉書」(ジャッキー・ウー監督、脇谷みどり原作)
「ケアニン——あなたでよかった」(鈴木浩介監督)
ハローグッバイ」(菊地健雄監督)
海辺のリア」(小林政広監督)
蝶の眠り」(チョン・ジェウン監督、日本・韓国)


ヤングケアラー——介護を担う子ども・若者の現実」(澁谷智子著、中央公論新社)
運転免許認知機能検査まるわかり本——75歳からの免許更新に備えよう」(内野勝行監、エヌプラス)
看る力——アガワ流介護入門」(阿川佐和子・大塚宣夫著、文藝春秋)
認知症の親と「成年後見人」」(永峰英太郎著、ワニブックス)
認知症を堂々と生きる——終末期医療・介護の現場から」(宮本礼子・武田純子著、中央公論新社)
認知症鉄道事故裁判——閉じ込めなければ、罪ですか?」(高井隆一著、ブックマン社)
母が若年性アルツハイマーになりました。——まんがで読む家族のこころと介護の記録」Nicco著、ペンコム)
アルツハイマー病 真実と終焉——“認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム」(デール・ブレデセン著、山口茜訳、ソシム)

◆映画
「夜明け前——呉秀三と無名の精神障害者の100年」(今井友樹監督)
毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。」(関口祐加監督)