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父親の当たり前に、お金を払いたくなった価値の話〜自分の可能性は自分が一番見えていない

20年離れていた両親と近所になり
ご飯を共にする時間が以前より増えたが

父親との会話は
毎度びっくりするくらい
もはや「私の知っていた父」ではない

先日も
私が起業していることで
色々確認したいのだろう

ビジネスの話をした

その際に知ったこと
父は大学で法学を学んでいた

知らんがな

変わりゆく憲法・法律の大切さを改めて
教えてもらった

そんな時に出てきたのが
父親にお金を払いたいフィーリングが出てきた

それも素直に
会話の価値もそうだけれど
それだけの価値をすでに持っていて
けれど活かせていない現状

私にはその知識だけで十分価値があること

父親からすれば当たり前のこと
なんだろうけれど

お金という対価で受け取っていいと思うほどだった

こうやって人は
自分の当たり前に持っている才能にさえも
価値などないと思うほどに
見えていないとわかる

あぁ、娘ながら勿体無い

本人が一番
そんなことで食っていけるかーと言う

いやいや、
私ならお金を払う

可能性は自分だけでは
どこまでも眠っていると感じた日だった

お金を受け取らない父親に
今度うまい焼肉をご馳走しよう



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