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フリーランスという働き方のメリットデメリット 人生が必ずしも好転するわけではない

こんにちは、屋比久です。
「フリーランスになれば、好きな時に好きな場所で働けるんですよね」
「フリーランスになれば、収入が上がるんですよね」

上記は相談を受ける中で感じる、勘違いしている一例です。

多くの方が、「自由な働き方」に憧れを持ち、フリーランスという働き方を検討したり、選択します。
しかし、働き方を変えただけで人生が自動的に好転するわけではありません。今日はその現実について、少し厳しいと感じる人もいるかもしれませんが、お伝えしたいと思います。

自由度が高まる一方でのリスク

フリーランスとして働くことは、自由度が高いこともあります。
自分でスケジュールを管理でき、好きな場所で働くことができるケースもあります。
しかし、その自由は安定性を犠牲にして得られるものです。
獲得した案件が継続するかは不安定であり、経済的な不安を感じることも少なくありません。

スキルと自己管理の重要性

フリーランスとして成功するには、「高い専門スキル」「卓越した自己管理能力」が求められます。
案件に応じて技術やスキルを更新し続ける必要があるため、常に学び続ける姿勢が求められるます。
また、自分自身のモチベーションを保ち、健康管理にも気を配ることも重要です。

個人的に感じる「フリーランスになってはいけない人」の特徴3選

  1. 自分以外の人や環境のせいにする人
    過去の経歴の話を聞く中で、人や環境のせいにして成長が止まってしまい、逃避先としてフリーランスを選択していると感じることがあります。
    働き方以前の話でもありますが、周りに感謝やリスペクトができない人はフリーランスにならない方が身のためだと感じます。

  2. 成果志向ではない人
    「人柄」や「若さ」、「情熱・やる気」だけで案件が獲得し続けられるほど甘い世界ではありません。
    最初期はこれらで評価されることもあるでしょうが、1か月もすれば「成果」に評価軸が変わります。
    「契約切られたら別の案件探そう」
    程度の覚悟で参入してよい世界ではないです。
    あなたのためにたくさんの人の労力と時間、お金が動きます。

  3. 仕事とプライベートの線引きを柔軟にできない人
    自分の中では「今日は休み」と決めていたとしても、お客様から確認の連絡がきたり、緊急の連絡があるかもしれません。
    そんな時にすばやくレスを返せるかも契約に影響するかもしれません。
    「休みだから休み明けに対応しよう」が通じるのは会社員の世界だけです。

バランスのとれた視点を

フリーランスとしての働き方がすべての人に合っているわけではなく、それが自分に合っているかどうかを慎重に考える必要があります。
転職を考える前に、現実的なリスクを理解し、準備を整えることが成功への鍵となります。

フリーランスの働き方に魅力を感じることは素晴らしいことですが、それなりの覚悟が必要です。自分自身の価値や強みを最大限に活かしながら、リスク管理も忘れずに、堅実なキャリアを築いていくことが求められます。自分にとって最適な道を見極めるためにも、じっくりと考え、準備を進めてください。

以上です。