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変なものが世の中を変える② アレもコレも最初は受け入れてもらえなかった

どもども。みなさまおっぺい( 厂˙ω˙ )厂
声優兼オネェ系Vライバーのじゅんぺいです。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

さてさて、今週はですね。
「変なものが世の中を変える」という
ちょっとへんてこりんなタイトルで記事を書いていきたいと思います。

僕は新しいものに対して慎重に動き過ぎてしまうタイプなので
「とっとと行動しなくちゃだよね」という自戒も込めて書いちゃうぞ。


武士の始まりってなんだ??

小学校の歴史の授業を振り返ってみましょう。

平安時代。貴族が日本の実権を握るようになっていました。
その貴族や、地方の豪族たちが、自分の身を守るSP、
自分の土地の警備のために雇った私兵が「武士」の始まりです。

土地が広ければ広いほど、
自分の権力が大きければ大きいほど
土地や自分を守る武士はたくさんいた方がいいですよね。

そうやってできたのが「武士団」というもので
気がついたら、武士団自体が軍事力、政治的権力を持っちゃって
そのまま武士の時代に突入するわけです。

学校だとふわーっと学んで過ぎていっちゃうから気づかないかもだけど
武士の始まりも、ただの警備員なんです。

まさか警備員がね。日本の中心になって
江戸末期まで時代を築いていくなんて思わないもんね。

武士の時代を終わらせた黒船

そんな、へんてこりんなところから始まって
いつの間にか日本を長いこと支配し続けた武士の時代が終わったのが
これもみなさんご存知の、ペリー提督と黒船ですね。

「攘夷(=外国の人を追い出すこと)」という言葉を聞いたことがあると思いますが
当時の日本は、この謎の黒くてでかい船を受け入れようとしなかったんですね。

当時の日本人からしてみたらめちゃくちゃ怖かったのかな。
自分たちの生活、自分たちの生命が危ない!!っていう
防衛本のが働いて、攘夷という論調に
向かっていってしまったのかもしれませんね。

とはいえ、この「外国からの文化」を跳ね除けるのではなく
受け入れるという選択肢を取った人たちが
明治の時代を作っていくことになるわけです。

当時を生きてきたわけじゃないからわからないけど
「外国というわけのわからないものを受け入れる」って
相当な勇気が必要だったんじゃないかなぁって思います。

最初はわけのわからない娯楽だったもの

今となっては日本の伝統芸能とまで呼ばれているものも
最初は、「なんだこれ??」扱いでした。

たとえば、歌舞伎。
歌舞伎を最初に始めたのは、阿国という女性です。

江戸時代に阿国が「かぶき踊り」という新しい芸能を披露して
これが人気を博したことが始まりだったのですが
当時の歌舞伎って、めちゃくちゃだったんです。

それこそ迷惑系YouTuberみたいなね。
そこに、エロの要素が加わったみたいなね。

しかも、歌舞伎を演じていた女性が舞台外で遊女として
活動していることが多くて、風紀が乱れるということで
女性の舞台出演が禁止になるんですね。

それで今度は、若い男性が歌舞伎を受け継いで
いろんな演目を上演するんですが、
今度は男性同士が舞台外で同性愛的な関係を築くようになったり
男性俳優が観客と揉めることが多くなったりで
やっぱり風紀が乱れるということで、若い男性も舞台に立てなくなり
今の「野郎歌舞伎」に繋がっていくわけです。

今となっては伝統芸能とまでなっていますが
やっぱり始まりは「メチャクチャにはちゃめちゃなもの」
だったんですねー。

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