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変なものが世の中を変える③最近だって、変なものはたくさんある

どもども。みなさまおっぺい( 厂˙ω˙ )厂
声優兼オネェ系Vライバーのじゅんぺいです。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

さてさて、今週はですね。
「変なものが世の中を変える」という
ちょっとへんてこりんなタイトルで記事を書いていきたいと思います。

昨日は武士とか、歌舞伎とか
歴史に近い話をしたわけなのですが、
もっと身近なところでも、世の中を変えた変なものはたくさんあるんです。

ホント、あげたらキリがないんだけど
そのいくつかをご紹介します。


映画からテレビ、テレビからYouTube

本格的に映像の文化が大衆に根付き始めたのって
テレビが最初なわけですが、
テレビも実は開始当初、映画の下位互換だったんです。

「なにこの小さい箱のやつ。
こんなんで映像を見るんだったら、大きなスクリーンで見ればいいじゃん!!」みたいなね。

そんな中で、「これからはテレビの時代だ!!」と、時代を先読みして
テレビに全投資した企業、タレントが
今でもテレビの中では大御所と呼ばれる立場で
ずっと鎮座し続けています。

そのテレビの時代をぶっ壊したのが、ご存知YouTube。

映画とテレビの関係と、テレビとYouTubeの関係って
めちゃくちゃ似ているんです。

映画は、
「テレビという、当時の変なものに
自分たちの市場を取られるわけにはいかない!!」
となって、テレビとバチバチに対立するんですね。

結果的に映画の方が負けちゃって、
テレビに時代を明け渡すことになる。

そのテレビが、新たに市場を席巻しようとしている
YouTubeと対立するわけですが、
結果的に今は、テレビよりもYouTubeの方が
時代の覇権を握っていますよね。

そして、まだまだYouTubeが動画投稿サイトでしかなかった頃に
「これからはYouTubeだ!!」と、時間やお金を全投資した
YouTuberが、結果的に大きな成果を残している。

やっぱりね、変なものに触れずに
とにかく排除するっていう流れは
やめた方がいいみたいですね。

プロ野球や漫才も、最初は変なもの扱いだった

今では日本を代表するプロスポーツとなっている
プロ野球も、最初は「は??」という目で見られていたんです。

「野球は子供の遊びだろ。大人になって野球なんか……」
っていう見られ方だったんですね。

多分、ゲーム付きの子供が
「僕、将来プロゲーマーになるよ」
って言っているのと同じ感覚だったと思います。

「野球というスポーツを興行にして経済を回そう」という意志と
「テレビで放送できる面白いコンテンツがないか」という需要がマッチして、
国民的スポーツにまで成長していったわけです。

同じようなものでいうと、「漫才」も最初は変なものでした。

「お金のない人でも楽しめる大衆娯楽を作りたい」
という、吉本興業の創始者の人が
「落語の枕の部分だけを抜いて、それで一つの演芸にできないだろうか」
ってなって開発されたのが「漫才」。

漫才師と呼ばれる人たちも、
最初は落語家さんの下位互換から始まったわけです。

こうやって考えると、
今は当たり前のものも、できた当初は
「なんだこれ??」って思われていたっていうのが面白いですね。

変なもののまま滅びてしまったものもたくさんある

とはいえ、全ての変なものが受け入れられるわけでもない。
きっとですけど、こうやって語られることもなく
滅んでいってしまった「変なもの」もたくさんある。
というか、そういうものがほとんどなんでしょうね。

映画からテレビに移り変わる時代の境目で大流行したのが
「紙芝居」。

「アニメのような、映画のようなものが身近で楽しめる」娯楽だったのですが
テレビの登場によって、業界ごとなくなっていってしまいました。

YouTubeが徐々に頭角を表していた時に
「YouTubeは動画投稿だけど、こっちは生放送ができる!!」
という面白さで誕生したUstreamも
結果的には、他の媒体でも生配信機能が実装されて
無くなっていってしまいました。

まだ残ってはいるけど、コロナ禍で流行ったclubhouseなんかもね。
時代を席巻するまでには至らなかった。

変なものは変なもののまま無くなってしまうことの方が
圧倒的に多いけど
だからこそ、生き残りそうな変なものには
しっかりと向き合っていかなければいけないと
僕は思っています。

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