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最近、新たに取り組もうと思っていること。

昔は、コンピュータメーカーで小さいコンピュータの設計をしていて、今は人の身体を良くしていく仕事をしている。

そんな話をすると、たいていの人に「全然違う仕事ですね」っていわれるけど、自分の中では全く一緒。

そこにあるものをよりよくする。壊れていたら修復して、次に壊れにくくする。

ということ。対象物が違うだけで、やっていることは同じ感覚。

段々と自分のスキルが上がれば、壁に当たる。次のことをしないと、次のステップには行けない…。という感じ。

で、次は東洋医学系。今のところ、僕の仕事のやり方は東洋とか西洋という分け方をするとすれば、西洋医学に近い。はっきり分かれるものじゃないけど、無理に分ければ西洋だろう。

ここで、元コンピュータエンジニア的な視点で東洋医学と西洋医学は何ぞやと考えているかというと、

東洋医学はソフトウェア、西洋医学はハードウェアを中心にみる

ということ。この見方は、多分生え抜きの医療者にはないと思う。少し具体的にお話しすると、

西洋医学は「物質」を対象物として観察する。レントゲン(画像診断)とか血液検査とか。

東洋医学は「制御」を対象物として観察する。どこどこにどんな刺激を入れるとどんな反応をするのか、とか。何とかっていうツボに鍼を刺すと、内臓の調子が良くなるとか。

東洋医学がいいとか西洋医学がいいとかそういうことではなくて、違うものを見ているわけでどちらも大切。相互に影響しあっている。

人間でいう「学習」はコンピュータでいうOSとかアプリとかソフトウェアのアップデート。だから、どんどん良くなる。「トレーニング」はハードウェアの強化。だから、スポーツだったら戦略(ソフトウェア)だけやってもだめだし、トレーニングだけをしても強くなれない。こういうこと。
(※根性論の人はトレーニングばかりやろうとしますね)

前振りが長い…。で、新たに取り組もうと思っているのが「自律神経」関連。これは身体を制御するものだからソフトウェアの部類。だから僕の中では東洋医学的。

これをハードウェアの検査で評価できるようにした人がいる。偉人だ。身体の電気抵抗を測ると、自律神経の状態がわかるらしい。

実際にどこまで行けるのかはわからないけど、新ジャンルに取り組みたい。もう一歩前進したい。

東洋医学はソフトウェア、西洋医学はハードウェア。コンピュータに比較的強めの人には「あぁ~」っていってもらえる気がしますが、どうでしょう?

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