WOLF HOWL HARMONYを愛して音楽への愛を叫ぶブログ
WOLF HOWL HARMONYをすこれ。
あんまりずっと言い続けてたら家族に「ねずみ講」って言われた。
この記事読んだみなさんはチャンネル登録よろしくお願いします。
WHHのYouTubeチャンネルが開設されました。
なぜか同期グループがどこもやってないのにWHHだけYouTubeチャンネルが開設され、しかも8月23日のデビューまでに10万人登録いかなかったら閉鎖とかいう謎の縛りプレイをやってるんですが、10日で4万人くらい登録してて滑り出しは上々だと思います。そのまま突っ走って欲しいですね。
ていうか今更だけど! 今更っていうか関係各所では数え切れないくらい言い続けてきたんだけど!!!
ウルフハウルハーモニーはデビュー決定おめでとうよ!!!!!!
8月23日! デビュー曲どんな曲になるんだろう?! カップリングは! LOVE REDもとうとう盤になって現物で持てるんですか?! やば! 神に感謝!!! ジャケ写はどんなんになるんですか?! 撮り下ろしがいいな〜!!! っていうかマキシシングル(死語)でカヴァー曲もジャンジャン入れちゃって5曲くらい盛りに盛って入れてもらっていいよ!!!
はい。
私は以前の記事でも言ってたんですが本当にウルフの声がいい……オーディションの声聴いてウワッ好きな声が服着て歩いてる! 良! 知ってるDEEP SQUADちゃんと聴いてみたらめちゃくちゃいいな良さしかない「そんなことキミに言えない」名曲すぎウワーーーーーーッッからの今ここという人間なので、ウルフに沼落ちしてDEEP SQUADのFCにも入りましたし、既にリリースされているCDも全部買いましたし、今度FC限定ライブを控えているという有り様なんですけど、何やら私が沼落ちする前からDEEPさんとGENERATIONSさんには切っても切れない縁があるそうですね。
東京ドームの開幕祭。
LIVE ONLINEの共演。
SORA〜この声が届くまで〜
聴いておりますよ。ええ。お衣装もみんな可愛かったですね。悲しいことに音源は合法的手段がないもので(本当に許せない)聴いたことが無いのですけれど、例えばバターとジャガイモを蒸して食べたら美味しいことなんて全人類が何も習わなくてもわかるじゃないですか。そういうものです。GENERATIONSとDEEP SQUADの共演が最高だってことくらいもはや何も聴かなくてもわかります。嘘、死ぬまでには聴きたい。合法的手段で。できれば最高音質で。
何を隠そうGENERATIONSの名を、いや片寄涼太の名を一躍茶の間に広めたあの「空」が他ならぬDEEPの「SORA〜この声が届くまで〜」のカヴァー曲であり、俳優・片寄涼太の代表作であり間違いなくターニングポイントともなった作品の主題歌として広く世に知られたわけですが、トラモバのQ&Aにはこうありました。
なるほどね。
つまりGENERATIONSはこの曲をきっかけに大きく飛躍し、DEEPもまたGENERATIONSの活躍がきっかけで新たな層を開拓するきっかけになったと。
相互作用なのですね。
世の中けっこうカヴァーきっかけでブレイクするというのは普遍的な現象で、そもそもEXILEの名を世に知らしめたのは紛れもなく「Choo Choo TRAIN」のそれがあったからだし、JUJUだってマイラバの「Hello, again」をカヴァーして音楽番組にたくさん呼ばれていたような記憶があります。坂本冬美「また君に恋してる」もビリーバンバンのカヴァーですし、「夏祭り」なんてジッタリンジンよりWhiteberryの方が有名かもしれない。「接吻」や「I LOVE YOU」のように数多の歌手がカヴァーする曲もありますが、まあなんせこのカヴァーというやつは原曲の良さ、再演の良さ、楽曲そのものの良さが絶妙に噛み合わさるととんでもない跳ね方をする、ということがもう歴史的に証明されているようなもので。
で。
ここまで前置きが長くなりましたが、表題のWOLF HOWL HARMONYはこのカヴァー企画をですね、かなり継続的にやっていくと見込まれます。
やばない?
聴きましたか?
まだ聴いてない?
何してんの? こんな与太話ブログ読んでないでさっさと聴きに行ってシャッと再生してきてくれよ。
あんたのスマホは怪文書を読むためじゃない、美しい音楽を聴くためにあるんだ。
第1弾
三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Powder Snow〜永遠に終わらない冬」
第2弾
GENERATIONS from EXILE TRIBE「Love You More」
Powder Snowはやはり武者修行でも披露しただけあって反響がものすごく、今のところチャンネルで一番再生されてる動画になるんですが、もちろんこの曲も素晴らしく良いんですが。
私はどうあってもGENERATIONSのファンなので、ウルフが2曲目のカヴァーにGENERATIONSの楽曲を選んでくれたのが本っっっっっっっ当に嬉しくてですね…
しかもLove You Moreだってさ。
はぁ〜。
私がエクストで解禁して早々パフォーマンス良すぎて動画という動画を漁るきっかけになったあれじゃん。
駆け込んだワンスク本公演最終日で目の前で中務さんのパフォーマンス浴びて膝から崩れ落ちそうになった(いや崩れた)あれじゃん。
真正面ど直球ラブソングなのにダンスソロがえぐいMVと噂の。
今にして思えばサポートメンバーがサポートメンバーの枠を軽く超越してると話題の。
本当に何かと話題に事欠かないあの曲。
ウルフにとっては配信初期の神回「ラグがあんだよ!!!」でおなじみLove You More、まさか本気のカヴァーが聴けると思ってなくて感涙もいいとこです。割と本当に泣いた。変な声出た。
しかもアレンジは原曲ほぼそのまんま、それを丁寧に4人で歌っている。
GENERATIONSが2013年の春に出した楽曲そのまんまのアレンジを、10年の時を経てもうすぐデビューするグループが歌っている。
音楽に流行り廃りはあるにせよ、同時にどんなにアウター的な音選びを変化させようが揺るがない本質的な魅力もあると思っていて、まさにこの真正面からのカヴァーにはそれを感じた。そして10年経っても何も古くない原曲の強さを感じもした。
2013年のGENERATIONS、特に龍友くんとヨセさんは当時20歳と18歳。とんでもなく若かった。
そんな彼らが必死に「そばにいて」と呼びかけるこの曲、愛らしくて瑞々しくて若々しい。MVの照明からしてもう若い。春先でしかない。ギーくんが「イケメンすぎて画面が割れるかと思った」と言ってた当時19歳の白濱亜嵐さんがまじで薔薇の花びらを左右から浴びて何の違和感もなかった時代。(これは今もそうか……)
初めて手に入れた愛のようなもの、恋人といる安らぎを知った少年の直向きさ、照れ臭くて青くて気を衒うところのない真心のような感情。そういったものが全て画面に載っていて、これはおそらくHIROさんがキドフェノやリルの音源を残すときに「声変わり前の声も残していく」と言っていたものに相通じる部分がある。未熟さまでも芸術性に落とし込んでいく刹那感。二度とは返らない瞬間の尊さ。青春の瞬きのようなもの。
ただそれはそれとして、GENERATIONSは今も変わらずに「Love You More」を歌い続けている。私のジェネ沼掘削が捗る要因となった先述のエクストは礼装に身を包んだメンバーの情熱的なダンスが完全に大人の男のそれで半端なく色っぽかった(やっぱ白シャツに吊りズボンはダメだ。色気がカンストしてる)。少年クロニクルのアコースティックアレンジも良かった。音をシンプルにすればするほどボーカルの飾り気のない魅力が際立つ。
そして10周年を控えたGENERATIONSがお出ししてきたR&Bアレンジに私は文字通り膝から崩れ落ち、このグループの音楽がいかに自分のツボどころのど正面にいるかということを否応なしにわからされる運びとなる。良いという言葉では言い表せないほど良かった。例えるなら原曲が春の朝の光で、ワンスクのアレンジが間接照明の23時。そもそも待ち合わせが光あふれる駅前ではなく、落ち着いたホテルのドアの内側で歌われるかのような空気感の違い。同じ曲なのだ。同じ曲の引き出しがシンプルに多い。そもそもGENERATIONSとはそういうことなのかもしれない。表現幅の広さが段違い。フォーメーションチェンジすらコレオの一部にしてしまうGENERATIONSは、自分たちの経年、時間の経過すら表現の一環にしてしまう。
ただ一方で、そうして当人たちが再生産する営みの中で、ひとつだけ失われるとすればその「青さ」なのだと思う。
GENERATIONSというコンセプトには裏にそういうのもある気がする。これは彼らの主演映画が「昨日より赤く明日より青く」という主題を冠していることとも無関係ではないというか、そもそもグループ名からして「世代」を掲げていて、代表曲は「加速する時代 駆け抜けていこう」なわけだから、経年変化を真正面から取り入れていくことが活動のモチーフであり、グループの根底にある大事な一要素なのかもしれない。当人たちの「中身の変わらなさ」と、対比される時代の「目まぐるしい変化」。それは不可逆の大いなる力で、まさにメンバーの半分が30代という節目に足を踏み入れようとしている今、そうした傾向が周囲からも当人たちからもより強く打ち出されている。
で、その前提を置いた上で今回のウルフのカヴァーが、この上なく愛らしく瑞々しく若々しいことに私は甚く感動してしまった。
というかこの曲を歌った頃の龍友くんくらいの年齢にあたるわけだくっくは、と改めてその若さに舌を巻いた。
そうして若い人に、若く青く生のままのこの曲が歌い継がれることに、どうしようもない音楽そのものが持つ力の強大さを感じた。
何年経とうがそればかりはずっと色褪せる事がない。卒業式の合唱がいつどこで歌われても希望に満ちたものであるように、楽曲に向き合う人がどこまでも新しく解釈を重ねて、元々の楽曲が持つ様々な形容詞を一つも損ねることのないまま、新たな正解として形になるのを見て、この人たちは素晴らしいことをしてくれたなあと謎の涙が止まらなかった。
もちろんGENERATIONSが大好きなので大好きなGENERATIONSの楽曲をカヴァーしてくれたことへの多大なる感謝がある。そしてそれと同じくらい、GENERATIONSが写しとった時代の営みのようなもの、あの頃のGENERATIONSが向き合った青い若さをしっかり酌みとって自分たちのものにしてくれたことへの、WHH自体への如何ともし難い愛おしさがある。くっくの直向きで爽やかな声音も、弦楽器のようにしなやかなギーくんの声も、この若々しさをちゃんと噛み砕いて今の時代に、自分自身のものとして形にしてくれた。そこに熟れたりょじすーのとんでもない美声が乗ってきて、四者四様の愛の囁き方に感じ入りすぎてまじで変な声が出る。
青さ、若さと言ってもいろいろある。若さのゆえにタメを知らずに走る子もいれば、永遠にその手を差し出せない子もいる。そういうカテゴリのできなさ、多様さ。まさにウルフの持ち味でもある四つの解がある程度の共通領域を持つとき、これほど奥深く重層的で説得力のある音になるのかと思うと感動が凄まじい。
あと私は亮司ファンなので間奏終わりのソロパートで死んでた。ラスサビの2コーラス目でも死んでた。アウトロ手前のアレンジめちゃすきなやつだった。狂うので程々にしてください。これ以上狂わせないでほしいです(震え)
この「Love You More」のカヴァーはウルフのファンだけでなく、GENEのファンにも、DSDのファンにも聴いてほしい。
あのときDEEPの楽曲をカヴァーしたグループが、今度は DEEP SQUADのメンバーが活躍するグループに楽曲をカヴァーされて、それぞれ大事な曲で繋がっていってる。音楽はきちんと受け継がれ、良い曲はちゃんと歌い継がれる。形を変えたり、もしくは変えなかったりしながら。かつての「SORA」、そして「空」がそうであったように。
音楽のこういうところが好きなんだよなあ、と改めて思いました。
ウルフはこの曲を選んでくれてありがとう。
ジェネはこの曲を歌い続けてくれてありがとう。
ありがとう世界。ありがとう地球。ありがとう宇宙の秩序。
気が済んだので寝ます。
ウルフのみんな、またジェネの曲歌ってね。
追記:この記事を書く前と書き終わった後でチャンネル登録者数が1000人くらい増えていた。ようこそDREAMERSの皆さん。どうしてそういつも愉快なアーティストを好きになっちゃうんですか? お仲間ですね。
追記2:好きなものと好きなものが音楽で結びつく奇跡をどうにか形容しようとして気の利いた例えを考えようとしたけど、偏ったオタクなので「カラヤンがドレスデンでニュルンベルクのマイスタージンガーを収録した時に居合わせた聴衆の気分」って言ったら家族にまじで何言ってんだこいつって顔をされた。要はそれくらい感動したんです。ちなみに世界初のステレオ録音アクトだそうです。
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