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絵画の楽しみ方教えます。6-3

さてさて、肩の凝りがほぐれましたでしょうか?誰ですか?逆に肩が凝ったなどと言っている人は。(笑)
 いよいよレオナルド・ダ・ヴィンチさんの登場です。

キリストの洗礼

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作者 ヴェロッキオ、ダ・ヴィンチ他
製作年 1472年 - 1475年頃
種類 板に油彩
寸法 177 cm × 151 cm (70 in × 59 in)
所蔵 ウフィツィ美術館、フィレンツェ

 あなたが、もしもキリストの洗礼をネットで検索したならば、キリストの洗礼は必ずしもレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたとは言えないことを知ることになるでしょう。
ウィキペディアによれば、
『キリストの洗礼』(キリストのせんれい(英: The Baptism of Christ)は、初期ルネサンスの画家アンドレア・デル・ヴェロッキオとその弟子達が描いた絵画。
通例ヴェロッキオとレオナルド・ダ・ヴィンチの合作とされるが、この2人以外の手も認められる。
 この様な検索結果となると思います。この絵画の制作年は1472年 - 1475年頃です。レオナルド・ダ・ヴィンチは1452年4月15日生まれ - 1519年5月2日に亡くなっているそうなので、彼が20歳から23歳ころ描いたことになります。まだレオナルド・ダ・ヴィンチがヴェロッキオ工房に居た時期になると思います。私は美術史的に、その件について関心がありません。当時は共同で描くことは珍しいことではないと思います。工房は絵画の作成を依頼主から依頼されて、依頼主が満足する絵を納品すれば良いだけですからね。変な個人主義はずっと後の話だと思います。私に関心があるのは絵そのものを純粋にどの様に見るか、そして絵画のサイズに若干、関心がある程度です。ちなみに、キリストの洗礼は177 cm × 151 cmです。さて、いつもの様に一旦、全てを忘れましょう。この絵画を、ありのままを見ていこうではありませんか。

続く・・

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