見出し画像

筋肉ノート2

バレエダンサー junno。
彼は自宅をジム化して自粛期間を耐え忍んでいたのだが、限界を感じていた。

いくら筋トレグッズを買い揃えたところでジムにはかなわない。

例えばAmazonで購入したダンベル。
まず単純に重量が十分でなかった。
そして重さをいくらか変えることはできるものの、変える際に30秒はかかる。

スーパーセット
(2つの種目を休み無しで連続して行うセット)
がメニューに含まれている彼にとってこの30秒は致命的だった。

くそ、どうすれば、、、!


これは1人の男が筋トレに挑む、血と汗の物語である。

プロジェクトx

~自宅で筋トレ、その限界に挑んだ男~

突破口が見えないjunnoは途方に暮れていた。おもむろにテレビをつけた彼は目を見張った。

感染者が、、減ってる、、、!?

営業再開
その一筋の光がjunnoを熱くした。

もう少し経てば、ジムももしかしたら、、、

程なくして彼は近々営業を再開するジムをあっさり見つけた。

あ、あった。



というわけで筋トレ生活三週間目でジムへ行き出しました。
やはり器具が揃っていて快適に筋トレできる。
今日久しぶりにベンチプレスしたが、なんかわからないけど感動した。

あーベンチプレスができる、嬉しい、、、

どうやら自分、完全に筋トレに取り憑かれているらしい。
キモい。

ただ、一つだけ家トレの方が良かったこと。
それは、声を出せること。
限界を迎えようとする時、
なりふり構わず声を出していた。

は! ふ! いあ! 

えあっ!!!

室伏並に出ていたと思う。
それが助けになっていたかどうかは微妙だが、確実に限界まで追い込めていた。

それがジムだとそうはいかない。
1人の常識人として、過度な室伏は絶対に控えないといけない。
呼吸をうまく使って、静かに限界突破していきたい。

三週間やってきて、未だに目に見えた成果は出ていない。
それでも体脂肪率が2桁を切ったり、リフトがほんの少し前よりできるようになったりと、ちょっとずつ成長している感はある。

やはり食事面で苦戦している。
バレエの稽古が少しずつ始まった途端体重が増えなくなった。
ただ単に太っちゃったらバレエに支障をきたすし、そこらへんの調節が本当に難しい。

筋肉とバレエの両立
とりあえずこれが大きな課題になってきそうだ。

つづく。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?