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MA導入時の注意点

マーケティングオートメーションを選定する際に考えたこと。

まずは、
BtoCもBtoBも同じツールでいいのか?
ということでした。

色々なMAツールが出ていますが、
比較表を見てもそれぞれに似たような機能はありそう。

見比べて分かったのは、
長期検討商材向きか?短期検討商材向きか?で必要な機能が違ってくるということ。

BtoCに多い短期検討商材の場合は、分岐型のシナリオ作成ができればおおよそOKで、あなたの欲しいワインは赤ですか?白ですか? 辛口ですか?甘口ですか?のようなシナリオが作れればそれなりの対応が可能。

一方、BtoBに多い長期検討商材の場合は、AorBでは答えが出ないことが多い。どちらかというと分岐のシナリオよりも、検討度合いに合わせたコミュニケーションが重要になる。

情報収集段階の人向けのメッセージ、比較検討段階の人向けのメッセージ、導入前のHOTな状態の人向けのメッセージを出し分ける必要がある。

そこで必要なのがスコアリングなどの状態を計測する機能。

〇〇業界なら10点、△△業界なら20点、
担当者なら+5点、決裁権がある担当なら+15点など。

そこに、サイトの閲覧なら+3点、ホワイトペーパーダウンロードをしたら+15点、問い合わせフォームに入力したら+20点など、

属性情報による加点にさらに行動情報による加点をしていく仕組みです。

長期検討商品でも、比較検討段階ですでに購入前提の場合があるから
MAがあればカンペキ!ということは無いのでそこは注意が必要!

横並びでMAツールのデモ比較が出来ればよいですが現実的ではないのでまずはこの点に注意です。

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