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私たちの生活を支える石油の用途とは?その重要性と未来への課題

限りある資源は大切に…

おもしろい本はたくさんあるのですが
その中でもモテたい男性に必見な一冊がこちら

私も知人から紹介されて読んだのですが
『ぼくは愛を証明しようと思う。』は、恋愛に悩む人々に対して
具体的なアドバイスを提供すると同時に、恋愛における本質的な価値や意味を問いかける作品です。

恋愛工学というテーマを通じて、自己成長と真の愛について考えさせられる一冊です。

こんにちは、4s Production 中沢です。


反原発の不都合な真実

タイトルの「石油」と話がズレてしまったのですが
そもそも今回、石油について調べるきっかけになったのは
「ぼく愛」を書かれた藤沢数希さんの本です。

反原発の不都合な真実 藤沢数希

『ぼくは愛を証明しようと思う。』が有名なので
藤沢数希さんのご存知の方も多いと思います。
有料noteをやられていますし、Xでも存在感強めです。

有料note 62000人のフォロワー

この方、元々は何をしている方なのか知らなかったのですが
元々は研究所で科学者をしていたそうな…
その後、外資系投資銀行でリスク分析、経済予測などをやられていたそうです。
そんな元科学者である方が膨大な資料を元に
反原発はかなり難しいお話しである事を解説しています。
(感情的なお話ではなく調査結果を元に検証しています)

研究者なので難しい内容では?と思いましたが
分かりやすく書かれています。


反原発の不都合な真実

石油は何に使う?

世界中で大切な資源である石油。
日本は石油の供給を絶たれて戦争に突入しました。
今でも、石油が原因で世界各地で戦争が起こっています。
そんな石油は無限ではありません。

石油(せきゆ)は、地下に存在する天然の液体炭化水素の混合物であり、エネルギー資源および化学製品の原料として広く利用されています。石油は、何百万年もの間に海底や湖底に堆積した有機物が熱と圧力によって変化した結果として生成されます。

石油は何に使われているのでしょうか?
こちらのYouTubeは子供向けに作られているので
非常に分かりやすいです。

noteが好きな方は動画は見ないと思いますのでこちらの画像で

モノができるまで/ガソリン YouTubeより引用


車のガソリンと軽油、ストーブなどで使用する灯油などの名前は知っていましたが全て石油からできているんですね。(お恥ずかしい)

拡大すると…

モノができるまで/ガソリン YouTubeより引用

・重油
 原油を精製して得られる石油製品の一種であり、主に発電所や船舶のボイラー燃料として利用

軽油
 主にディーゼルエンジンの燃料として使用される液体の炭化水素の混合物

・ガソリン
 
主に自動車やオートバイなどの内燃機関の燃料として使用

・LPガス
 
ガスコンロ、給湯器、暖房器具などの家庭用燃料として使用されます。都市ガスが供給されない地域で広く利用
 都市ガスとは主成分と発熱量が違う

こうしてみると全ての元になっている石油
それは世界中で取り合いになるのも頷けます。


反原発の不都合な真実

EV自動車はSDGsではない!?


EVの車は、電気で動いているので二酸化炭素は排出しません。
一見すると、SDGsな気もしますが、そもそも燃料である
電気を作る時に膨大な二酸化炭素を発します。
また電気は貯めておけないのでその都度、作る必要があります。

一次エネルギーは5つ

  • 原子力

  • 水力

  • 石炭

  • 石油

  • 天然ガス


実は電気というのは我々が使っているエネルギーの4分の1に過ぎないのです。しかし、この最終消費エネルギーの4分の1しかないエネルギーを作るために、一次エネルギーの約半分を使ってしまいます。
日本が輸入する莫大な化石燃料のうち3割程度が火力発電所で燃やされます。
そして、発電の過程で、3分の2ほどのエネルギー失われてしまうのです。
発電効率というのはせいぜい3割程度なのです。

「反原発」の不都合な真実(新潮新書) P92  より引用

日本は毎年海外から化石燃料を購入していますが、その総額はなんと20兆円程度になります。これは国民1人当たり年間15万円以上です。GDPの4%に相当します。日本の税収が30〜40兆円程度なので、これがいかに巨額がわかるでしょう。

「反原発」の不都合な真実(新潮新書) P94  より引用

化石燃料で電気を作ればもちろんCO2の排出量は増えます。
本当にSDGsを目指すのであれば、原子力発電とEV自動車になるでしょう。


反原発の不都合な真実

原子力発電の凄さ

まだ途中までしか本書を読んでいませんが
原子力と火力発電などをさまざまな角度から検証されています。
地球温暖化は、オゾン層が減っているのではなく
二酸化炭素が太陽光の熱を保持してしまうから温暖化になっている事や
火力発電でも死者が出てしまうことや
原子力がどれだけ安全なのか(詳しくは本著をぜひ)
などかなり勉強になる事ばかりが書かれています。

発行は2012年2月20日です。
3.11の翌年に発行されています。多少、古い情報のところもあると思いますが、電気について勉強になる一冊です。


興味がある方は、ぜひ、立ち読みからで読んでみてください。
それでは、4s Production 中沢でした😀
keep smiling!!


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