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海外への挑戦 〜日本でストライカーは育つのか〜

おはようございます。

アルゼンチンで経営するサッカークラブ「無双Argentina」が5部前期リーグを優勝しました! 

最終戦は、無敗同士で優勝をかけた一戦。
元プロ選手を多く抱えるクラブを相手に結果は0-0。
(無双は13勝1引分。相手は12勝2引分)

まさに死闘と呼ぶに相応しい、肉弾戦でした。
優勝おめでとう!!


本日は、『雑草とカイワレ大根とストライカー育成』と突拍子もない内容について、話してみたいと思います。

JFA出典

「得点力不足」

それを解決するため、日本サッカー協会は、ストライカー育成活動を開始しました。

「今後、日本が世界大会でより上位を目指す上で必要とされる未来のストライカーの発掘・育成を目的としたプログラムとして、2006年以来の開催をしたポジション別のプログラムキャンプ。U-14年代のFWが全国から集結し、シュートトレーニングを中心とした3日間のキャンプを行いました。

世界に勝つためのプロジェクトとして、トレーニングと座学を交えて原石たちに磨きをかける。選手たちもこの機会に自分たちに足りないものを真摯に見詰め、世界にチャレンジする意識を明確に持ってもらいたいと思う。」

という内容で行っています。

■カイワレ大根と雑草とストライカー

【カイワレ大根の育て方】

1.種子をまく:
容器の底にスポンジやキッチンペーパー等を敷き、しっかり濡れるまで水を入れ、その上に種子が重ならないように蒔きます。

2.発芽させる:
暗い場所に置き、種子がしっとり濡れるまで霧吹きなどで水を与えます。根が張れば、直接容器へ水を注ぎ、毎日取り替えます。

3.日光に当てる:
5~6cm程に伸びたら、日当たりのよい窓際などに置き、日光を当て緑化させます。緑化させることにより、栄養価もアップします。

カイワレ大根を育てるように、決まった役割でコツコツ育成するのが得意な日本。

なので、ある程度の役割が決まっている献身的な守備的MFや、サイドバックは、世界で活躍する日本人選手が輩出されます。

【雑草の育て方】

草むらだけでなく、アスファルトを突き破って生えてくる雑草。どこにでも生えてくるので、種を植えて水を適当にあげていれば育つのかと思ってました。

それが、雑草研究者でも育てる事が出来ないそうです。
(雑草研究者 稲垣さんの話がメチャクチャ面白いのでオススメ。)

http://podcast.tbsradio.jp/nichiten/files/20150104.mp3

理由は、雑草自身が環境に合わせて芽を出すタイミングを決めるので、同品種の種に同じように水をあげ、日光に当てても芽を出すタイミングは種次第。

雑草は、環境を観察し、芽を出す最高のタイミング(生き残っていける)を計る。まずは地中に根・茎を張り巡らせてから、地上に伸びて行きます。地中がしっかりしているので、上に向かう力はアスファルトさえも壊す力を持っています。

【「Instinto Goleador」ストライカーは生まれてくる。】

アルゼンチンでも、ストライカーという生き物を育てることは非常に難しいと言われています。

どれだけ厳しく、暑苦しいほどサッカーに熱狂している環境からだけ、ストライカーが突如生まれてくる。と信じられています。

日本でも役割を与える事で力を発揮する「FWのポジションの選手」は、日本で育てる事が可能です。

でも、日本代表をワールドカップ優勝に導くような、エゴイストの固まりのような「ストライカー」は、日本から生まれてこないのかもしれない。


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