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安田純平さんの旅券発給拒否訴訟 控訴審の第一回 7月16日


第1回口頭弁論期日

2024年7月16日13時40分から東京高裁101号法廷にて

この訴訟は、国からパスポートの発給を拒否され、海外へ渡航できなくなったジャーナリストの安田純平さんが、国を相手にパスポートの発給等を求めて起こしたものです。
今年1月に一審判決が言い渡され、安田さんに対するパスポートの不発給処分は違法であるとして、処分が取り消されました。
しかし、安田さんが求めたパスポートの発給の義務付けは認められず、その上、一国からの入国拒否があればそれを理由に外務大臣はパスポートの発給を拒否できるとする旅券法13条1項1号は合憲であるとの判断がされました。これでは、パスポート発給を拒否する目的で外務大臣が恣意的に旅券法13条1項1号を適用する現在の問題点は解決されません。
そのため安田さんは控訴。
一方、被告の国も第一審判決を不服として控訴しています。

今回は、安田さんご本人の意見陳述(法廷スピーチ)と代理人弁護士による陳述が行われます。

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#22 ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟 

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安田さんへのインタビュー記事
「移動の自由が重要なのは、経験の機会を増やすから 〜パスポートを奪われた安田純平さんのストーリー」


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