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「感性」はどう磨くのか?感性はいろいろな条件にぶつけてはじめて 燃え上がるもの。

洗練された眼差しは、細やかで鋭敏な感性に他ならない。

最近のシンセカイ(夫)の写真がいいので、ポストします。
一応カメラマンでもあります。

皆様、どうお過ごしですか?

心地よい季節ですね。

よくある質問

感性はどう磨いたらいいのですか?自分には感性が あまりないと思うんです。だからファッションもパッとしない。

などという相談をよくされます。

ファッション、芸術、写真、こうした見えるものに触れていくことをアドバイスする人は多いですが じゃ、毎日それ眺めていたからといって
そう簡単に 感度は育ちません。一方通行だしね。

そう、心が動かないと。ということと、
どう「条件」あるいは「機会」のなかで、行動していくの?ということが問われると思う。

誰と日々、対話してる?

私は「誰」と日々ともに過ごし、会話しているか?

がとても大きいと思っています。

感性豊かな人間と過ごす。その言動を観察する。

感性豊かというと 芸術系の人、と決め付けてる「箱」の人も多いけど

そんなことないですよ。

会話してお互いが刺激を与え合える相手は、私自身、ファッション業界の人間ばかりではありません。

最近はシンセカイの感性が、思っていた以上にぶっとんでいることに今更ながら驚愕しているし(作品のことではないです、人間として)

弊社のスクール運営に加わった櫻田とは、日々対話を積み上げ、未来をみているんですが

また彼も 恐ろしく細やかで鋭敏な感性の持ち主です。

一日を過ごすなかで

「誰」と対話しているのか、そして認め合っているか?で、その人自身

のリアルや、思考、感性がわかる。

あなたの周囲5人が あなたの平均感度

あなたの周囲の5人こそがあなた、という言葉をどこかで読んだ記憶があるが、その互いの影響力、感度のぶつかり合いやリスペクトがあって感性は磨かれていくのでしょう。

それは決して「らく」なだけのものではなく

それぞれが 自らの経験によって洗練されていることで5人の価値や影響力も変わってきますね。

岡本太郎の 感性についての金言

敬愛する岡本太郎はこういっている。

「感性をみがくという言葉はおかしいと思うんだ。

感性というのは、誰にでも、瞬間的にわき起こるものだ。

感性だけ鋭くして、みがきたいと思ってもだめだね。

自分自身をいろんな条件にぶっつけることによって、はじめて自分全体の中に燃えあがり、広がるものが感性だよ。」

自宅にて 太陽の塔はご神体ですねん デッサンやあれこれ飾ってる置物も息子くん作品が多い
猫はルーク ま、息子も周囲5人の一人だわな。一番クレイジーかも。
このひとも5人のひとり。鉛筆書き。


そう、感性はいろいろな条件にぶつけてはじめて 燃え上がるもの。

私たち3人が主催している マインドとファッションの学校はまさにこれだ。

いろいろな条件、これが「課題」となって装うというアクションが求められる。

私が教えるファッションの知識だけを頭に詰め込み

また どうしたら感性は磨かれるのか?と問うだけでは

まるで ファッションは上達などしない。

ファッションが上達しないだけならべつにいいのでしょうが

人間が進化しないのです。


古い感性、磨かれないまま、新しい服を着ても
新しい服が古く見えてしまう。
退化していく姿は 老化の問題ではないのです。

感度が、落ちている証拠。

ましてや スタイルを持つことなど生きている間に間に合わないでしょう。

課題とはいえ、感性を表現してみることで
仲間の様々なアウトプットに触れることが可能。

どれが正しい、ということでもないが、感性を広げていけることは間違いない。

洗練された眼差しは、細やかで鋭敏な感性に他ならない。という冒頭の言葉は ルソー。

シンセカイも櫻田も 細やかで鋭敏な感性を持つのは、それをぶつけてきた
条件が多々あたっという経験値からのもの。

写真もその一つだとして見て見れば一目瞭然だ。

私は装いで感性を表現している人間のように見られているが
それはごく一部のこと。(シンセカイの写真もごく一部のことなのだ。)

しかし毎日着る「服」で 感性を鍛えていけるということもまた
真実である。


気持ちのいい春の週末

感性について、考えてみた。


◆MFJで学びをはじめて、感性がぐんと上がっている
坪井愛実のnote そう彼女は 私のスクールに身を置いた。そのこと自体
感度を上げていく。誰と、対話しているか?そして認められていく、努力。

▼毎日対話するオフィサー櫻田とは こんなひと 今日も泳いでるよ

▼一見硬そうなtakuyamaさんの個性。しかし彼もまた、ファッションを学び
どんどん柔軟に、その綿密な感度が花開いている。唯一無二な視点を投げかけられるその感性には、いつも気づきをもらっている。

▼学びを積み上げていく、rokoさん。留年生だと言っているけど覚悟があるから伸びてますね。パッチワークの先生でもある彼女。
装いの深い学びのフィールドに身を置くことで、感性は後退しないのです。


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