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最近のマイブーム|free myself

最近始めたこと。
と言っても、まだ2回だけなんだけど。

週に一回、「マインドフルネス教師」と名乗る人と、一緒に瞑想というか、静かにマインドフルな時間を過ごすこと、を始めました。自主練もしています。

実はこの「マインドフルネス教師」という方とは、一年ほど前に出会っていたのですが、その時のわたしは、マインドフルネスの教えは必要ないです〜、間に合ってます〜、と思っていました。

なぜなら「マインドフルな時間」というのは、ヨガでも体験できるものだし、瞑想と言わず「マインドフルネスという名前」がついたものに興味がなかったからです。(ごめんなさい、笑)

しかし、この「マインドフルネス教師」さんから久しぶりに別件で連絡をもらい、これも何かのご縁かと思い、もっと知ってみようかな〜と始めたのでした。

で、これがとっても新鮮なんです!


今まで、ヨガで身体と呼吸を整えて、その流れで瞑想に行くものだと教わっていたし、そう練習もしてきたのですが、この人が教える「マインドフルネス」の方法は、身体も呼吸もすっ飛ばして、いきなり自分の感覚〜視覚、聴覚など〜を使って集中した状態に持っていこうとするものなのです。

「へーこんなやり方もあるんだ〜」
「入り口は違っても、向かう方向は同じなんだね〜」

と気づきがありました。

山を登るのにも、沢山の登り方があるみたいに。
ハンバーグを作るのにも、沢山のレシピがあるみたいに。


今まで習ったことをとりあえず脇に置いておいて、新しい方法を試みる、という感覚が、自分の固定概念を柔らかくしてくれるようで嬉しいのです。

今までの経験を一つの点とするのなら、また新たに違う点を打っている感じで、その点が連れていってくれる未来が楽しみなのです。


これも「アンラーン」なのかな、と思っています。

アンラーン UN learn = UN 元に戻す、Learn 習う
習ったことを帳消しにする

みたいな言葉ですが、「書き換え」とか、「上書き」という印象も受けます。

今まで学んだことを、いったん脇に置いて、違う角度で物事を見てみる。そうすることで、最新の自分でいられるようになるのです。

今までは(過去)こうだったから絶対同じようにこうやるんだ!

ではなく、

今までは(過去)こうだったけど、今度はこっちのやり方をやってみよう!

と、柔らかい状態になれるのです。

ヨガ哲学的に言えば、執着を手放して… と言った感じでしょうか。

柔らかい状態だと、ふかふかの栄養分たっぷりの土に種を蒔くみたいに、吸収しやすく成長しやすいのだと思います。

携帯電話やアプリも、常に良い状態でいられるよう改善されアップデートされているのと同じように、わたし達も常に良い状態でいられるようアップデートしていく必要がありますよね。時代は変わるし、わたし達も周りの環境も常に変化しているのだから。


。。。。。。。

このアンラーンという単語、

unlearn your pain → (いつも抱えている)痛みを捨て去ろう
unlearn your habits → (いつもの悪い)癖を書き換えよう

という風に使われているようです。

どちらも抱え込んだら面倒くさいものですよね。


例えば痛みって、一度感じてしまうとその痛みを忘れられず、「またあの痛みが来るかも」と変に構えてしまったり、その痛みを理由に何かを躊躇してしまったり。

一度、腰痛になったら、またやってしまうかもと運動するのが怖くなってしまう
一度、誰かに裏切られた痛みを知ってしまったら、また裏切られるかも・・・と心を閉ざしてしまう

といった感じで。

そういう時に、過去の”痛み”にフォーカスしないで、今目の前の ”チャンス”にフォーカスしてみることで、すでに経験して学んでしまったことを unlearn し、自分の成長に繋げていこう、という意味なのだと思います。

この「ヨガからの瞑想ではない状態」での「マインドフルな時間」を過ごすことで、重くなっていた自分が軽くなる感じがしています。一種の断捨離みたい⭐︎






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