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声を出すこと〜たくさんの可能性

運動は嫌いだし、得意でもない。
昨年まで2年ほど早朝にジョギングやヨガ、プランクを続けていたけど、日本語音読指導者になりブログを書くようになり早起きができなくなり、いつの間にか何もしなくなっていました。
当時の体力貯金も使い果たしたのか、最近、身体が重く風邪をひきやすくなった気がします。

運動を何か再開しないと、健やかな老後を送れないかもしれない。
また走るか、ウォーキングでもいいか。など考えるようになりました。

昨日、午前中は「大人のための深める音読コース」、午後は体験会、素読会がありました。

朗らかな大人の生徒さんは昨日が3回目のレッスン。先日の「音読×発酵」の時に発行した「ミクマリパスポート」を持ってきてシールを貼るのを楽しみにしてきてくれました。大人もわくわくさせてくれるシール、偉大なり。

レッスンは発声練習のあと、前回読んだ古事記を復習、色々な読み方を実践し、八雲立つ〜の素戔嗚の句、万葉集まで進みました。

生徒さんはとても謙虚な方で、美しい文字でノートに書き取りながら、「わたしこうなっちゃうけどいいかしら」などと聞いてくれます。音読のことでは片付かない、マインドの面もあったりします。そんなとき、最近ちょびっとかじっただけでも量子力学が役に立ったり。


こちらから一方的でない、生徒さんの気づきや見聞もシェアしていただく相互的なレッスン、音読を通して時には違う知識も融合して、人として深まっていくようなレッスンをしたい、と切に思わせてくれる良い時間でした。

午後は体験会、先日ランチ話会でご一緒したおふたりが来てくれました。声を出すことを楽しみにしてくれ、実際の発声も何度も何度も声を出して母音を練習しました。

続いて素読会。
午前の生徒さんが参加、カタカムナを20首まで読みました。意味がわからないカタカムナをひたすら音読、瞑想の境地。声で何かを祓った気になりました。

お昼をたくさん食べ、動いてもいないのに終わったらお腹が空いていました。

声を出すこと。
運動にもなり瞑想にもなる。
そして空気を振るわせ、音を無くしてもどこまでも広がっていく。

量子力学を学ぶときっともっと色々わかってくるでしょう。

歌が得意でもないし身体を使って仕事をしようなんて考えたこともなかったのに、声を使う日々。
確かに思考がクリアになり、話や文章がわかりやすいと言われるようになり、顕著に変化を感じています。

講師の発声がきれいだった、
とアンケートに書いていただき、この展開に戸惑いながらも、声の可能性を知るべく声を出していこうと思いました。

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