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アートが楽しいお年頃

毎日楽しいことや、学びがたくさんです。

月曜、小学校での放課後スクールの新しい年度がスタートしました。
去年相当な困らせっ子だったA君がいました。
目が合ったら「ぼく頑張るから」と言いました。

何を言っても突っかかっていたのに、じっと黙って話を聞き、指示されたことを一心にしています。ついつい、我慢をしているのではないかと心配になるけれど、これもひとつの成長のかたちなのかしらと余計な言葉は慎み見守りました。

今年新しく入ってきた子に「みんなと同じことはしたくない」とずっと離れたところで過ごしている子がいました。

いろんな子がいる、わたしの放課後スクール2年目はどんな風になるだろう。

昨日、「折染め」を初めて体験しました。久しぶりに浦和コモンに行きました。
半紙のような薄くて白い紙を小さく蛇腹に折りたたみ、染料を溶いた色水につけて広げるといろんな柄が表れます。折り方や色の重ね方、色水にどの部分を浸すかで様々な表情を見せます。

他の人の作品を見ると、その色の組み合わせもいいなあと真似したくなりやってみますが、同じようにはならず、イメージとは違う模様が浮かび上がります。でもどれもこれも美しい。

おもしろくって、またやりたい!

何でもやってみるといいのだ、と思えました。
下手でも楽しければいい。
絵を描くのは苦手だけれど、アートも色々楽しめるのだと思いました。

息子は小学校に入って図工が好きと言っていたけど、いつしか何か作っても「下手でしょ」と言うようになりました。他の人と比べうまい方がよいという考えが根付いたようです。自分もしかり。人と比べてできないなら謙虚でいるべきとどこかで思っているのでしょう。

最近糸かけ曼荼羅や折染め、タイルアートなど、色を組み合わせるようなワークをよくするようになって、そういう思い込みから解放されるようになりました。

小さい子は好きなことに無心に取り組めるのに、いつからか他人軸になり自分を見るようになってやめてしまうんだな。わたしもそう。

ただわくわくとアートを楽しめる時間がゆっくりとわたしに戻ってきています。

よかった、ありがとう。




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