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和歌の不思議な力~ホツマツタエより

「わたしの受けたワクワク古代史セミナーによると、、、」

音読レッスン中でたまに発するフレーズです。

昨日、坂井洋一氏による「ワクワク古代史セミナー」に参加してきました。昨年、高田馬場のおひさまのおうちで同氏のセミナーを受けてとても面白かったので、また受けたいと思って探していたら見つけた講座でした。おひさまのおうちでは出雲についてでしたが、昨日はユダヤ・ユダヤ人についてでした。

20年くらい来ていなかったかな、自由が丘の駅に降り立ったらうっすら記憶がよみがえりました。
10分ほど歩いたヴィーガン&オーガニックのレストランが会場です。

坂井先生はお変わりなく、お元気そう。聞きに来た人全員初めましての環境は久しぶりです。マインドマップ式でノートを取るべく横長のノートを出します。

まずは坂井先生の生い立ちから。
もともとは洋画・洋楽が大好きで、洋画のバイヤーになり世界を飛び回っていたとのこと。「ダヴィンチ・コード」で新約聖書から隠された歴史の真実を知り、日本の歴史はどうだろうと調べ始めたことが現在につながっています。

昨日のテーマは「ユダヤ・ユダヤ人」でしたが、坂井先生のお話しは「ホツマツタエ」から始まります。ホツマツタエは水田稲作を日本列島に広めたリーダーたちの物語。天皇と水田稲作は切っても切れない関係。

日本はいつできた?
自国のことなのに答えられない人が多いそうです。わたしもそう。
日本の始まりは、701年大宝律令、国号が日本となったときです。

その前はヤマトクニ。クニトコタチ大王が作りました。そのあと7代目の大王が、民の言葉がだいぶ乱れてきたので、それを正す歌を作るように命じできた歌が「アワの歌」。5・7・5・7・・・・のリズムで作られた歌は困難を解決でき波動もよく、これを歌うことで体調がよくなり血液さらさらになると記されているそうです。

あかはなま いきひにみうく ふぬむえけ へねめおこほの もとろそよ をてれせゑつる すゆんちり しゐたらさわ

カタカムナ5,6首よろしく、日本語すべての音が1音ずつ使われています。しかもこの歌はア段~オ段~ア段と同じ段の母音がかためられて作られています。

7代目大王は東北から嫁いでくるお后と筑波で合流し、女の赤ちゃんを授かります。昼間に生まれた昼子姫、厄年だったので慣例通りに捨て子にして別の人に育ててもらうことになります。住吉大神が手を挙げ、昼子姫は関東から船に載せられ兵庫県のあたりまで来て歌の得意な住吉大神に育てられ、成長した後は困難が訪れた時に解決の歌を作る役割を担います。

あるとき、イナゴの大群に悩まされていた稲作の地に出向き、歌を作り何度も歌います。

たねはたね うむすぎさかめ まめすめらの ぞろはもはめそ むしもみなしむ

この歌でイナゴの大群は海に追いやられ、枯れかかった稲はよみがえったそうです。そして農民たちは喜んで、「稲を若返らせてくれた」と昼子姫を和歌姫と呼ぶようになり、玉津島明神として祀ったそうです。その場所は和歌山県。

和歌には問題解決する力がある。
このリズムが肝と思われます。
カタカムナもそう。
日本人は和歌を大切にしてきました。古今和歌集のような国選和歌集もあれば、今でも和歌の会は年始に天皇主導で行われます。

科学や医学が発達した現代では「何ばかなこと言っているんだ」となるかもしれませんが、実際医者にもわからないことも多いわけで、いにしえの感覚研ぎ澄まされた人たちのすることは、現代人に太刀打ちできるものではないとSapiensでも書かれていたし、日本語を発声して響きを体感していると、それは確かであろうと思います。

ホツマツタエにはたくさんの歌がのっており、どの歌も現代人がひっくり返りそうな出来栄えです。
備忘録としてここに第2弾を記そうかなと思います。あ、主題のユダヤに辿り着いてない笑

セミナー後は身体に優しいヴィーガンランチ、美味しくいただきました。




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