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初めて行った!絵本カフェ。

本は全般的に好きですが、日常生活でわたしが読む本は活字ばかりの本が多く、絵本を読むことはまずありません。
絵本は子どもが読むものと思っています、いました。

息子が小学三年生の時から小学校の図書ボランティアとして、定期的に読み語りをしていて(風邪騒動中1年ブランク)、その際に絵本に触れるくらいです。

息子が絵本現役のころは松永暢史氏の著書の中で推奨される「音のよい絵本」を読んだり、図書館や書店で自分好みの絵本を探したりしました。

最近知り合った方が絵本好きで「絵本カフェ」なるものによく行くというので、昨日案内してもらいました。

ひとつめは志木にある「夏楓舎(かえでや)」さん。
入り口でスリッパに履き替えます。広々とした店内にたくさんの本棚、絵本がどっさりあります。図書館の絵本コーナーに匹敵するほどの量でした。
キラキラした目の女性オーナーが愛らしいエプロンをして、にこにことあいさつしてくれました。紅茶が幾種類もあり、焼き菓子と注文するとポットで紅茶を出してくれました。手作りの温かみを感じるポットカバー付きです。

「こんど生協のイベントで使うんだけどね」と話しに来たお客さんがいてお話しに混ぜていただいたり(割り込んだともいえる(;'∀'))、オーナーと昔話について語ったり、気がつくと2時間軽く過ぎていました。
店内にはヒンメリが飾られており、ヒンメリワークショップのチラシが貼ってあり「満席」と書いてありました。

勇気を出して前日に完成させたチラシをお渡しし、わたしがしている音読について説明をさせていただきました。

文字が多い絵本や、昔話や童話を交渉したような本もおいてあり、息子にも楽しいだろうな、来たら数時間コースだろうなと思いながら、お店を出ました。

場所を移動して、さいたま市桜区にある「絵本とカフェ ルナール」さんへ。
こちらも靴を脱いで上がります。日当たりよく、フローリングの床がとても気持ちの良い空間です。おなかが空いていたのでピザトーストとコーヒーを注文し、飾ってある絵本の原画を眺めたり、絵本を書棚から取り読んでみたり。
絵本は文字数が少ない代わり、絵や文章が醸し出す雰囲気から自由に受け取ることができます。子どもは説明なんて欲しないし、大人が気づかないような絵の細部に気付いて楽しんだり、自由に絵本の世界で遊ぶ。

あれ、字が少ない=簡単=子ども向き、ではない!
逆に高度なイマジネーション力を持つ子どもだから楽しめるんだ。字を自在に読める大人は字を読むことで想像の世界を楽しむようになる。それだけなんだ、絵本→本と段階付けしていたのは安直だった。

音読で母音の響きを楽しむことを日々話していたのに、えへ。
絵本はまさに少ない字数でそれを楽しめるんだ。

滞在している間何組かのお客さんが来て、親子で来ている方もいました。お子さんと絵本を楽しみながらコーヒー。

連れてきてくれた方とも本についてなど色々お話しし、時にはオーナーも混じりお話し。ここでも何とも贅沢な時間を過ごしました。

近い将来、こういうところで親子向けの音読ワークショップをできたらいいなと願いながら、店主にチラシをお渡ししました。

ふたつの絵本カフェ、本や絵本好きが集まるというワクワクと安心感。
絵本は二人以上で楽しめるもの、そこに生まれる空気が温かい。
素敵なところを教えてもらいました。ありがとう。


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