見出し画像

パラレルワールド~追われてナンボ

時間に追われない生活をしたい。
常々そう思い忙しい日々を過ごしています。

たまにノープランの日があると、「今日は何しようかな~!」あれもしたいこれもしたいと意気込んだ割には家族が出かけた後にずるずるとスマホを見たりで家事のスタートが遅れ、まとまった時間を確保できずもったいなく一日が過ぎてしまうことが多々あり、それはそれで釈然としません。

「日常的に和書を読む」
年始に掲げたことでもあり、最近意識して和書を読んでいます。
和書とわざわざ言うのは洋書読みは3年以上毎日しているのに対し…です。
「夢中飛行」という本棚オーナー制の書店を昨年の終わりに知り会員になってから、本を借り続けています。2週間で返す必要があるので読めなさそうなときは写真集や詩集、息子のために一冊借りたりしています。この素敵な本屋さんとつながり続けたく、必ず2週に一度は行くように本を借りていますがろくに読めないときもありたまに心苦しい返却になっているのはここだけの話。

先週木曜日は夢中飛行への返却期限でした。2冊の本を借りたのに、全然読めていませんでした。返却日は外の予定はなかったけど仕事関係を整えなくてはならず時間をだいぶ使ってしまいました。夢中飛行に向かう途中食事がてらカフェに寄り一冊の本を斜め読み、もう一冊はしっかり読みました。
読み終わらなかったけど、読書に没頭した時間が気持ちよく、読了できなかった罪悪感を50%以下にして本を返すことができました。

昨日は村松大輔さんの「現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則」という本を読んでいました。1月にわたしが量子力学に興味を持ち始めた時にお友達が貸してくれたものです。まだ全部読み終わっていなかったので昨日の午前中に残りを一気に読みました。

量子力学に基づいた考え方を数々の体験談を読みながら、割と簡単に理解できる読みやすい本

まだ深く理解できておらずかなり乱暴な解釈かもしれません。
人はだれでも何かしらの周波数を発している。イライラ、ワクワク、寂しい、いろいろ。何かあったときにそれをどう観測するか。つらいものと受け取ればその周波数のパラレルワールドに生きることになり、この経験でこんなことできるなどと希望的観測をすればその世界の感覚になれる。様々な周波数にチャンネルを合わせる感じ。周波数は人が出しているフォトンという素粒子によるもの。観測により出てくるフォトンの種類が変わる。

午後にその本を返す予定だったので、一気に集中的に読むことができました。ふと気づきました。時間に追われるのが嫌だったけれど、「追われてナンボ」かもしれない。だらだら過ごして満足できるならいいけど、不完全燃焼感あるなら少々期限があったほうがわたしにはいいのかもしれない。
そういえば「明日シチューにしたいのにコンソメ麹がもうない」となるとぎりぎり8時間前にヨーグルトメーカーでコンソメ麹を作りシチューに間に合わせるということをよくやっています。

「時間に追われてナンボ」のパラレルワールドがわたしには合っているのかも。時間に追われたくなくて予定をなくして好きなことをしたいわなんて言ってもろくにできない。「自由時間を充実させるスキル」がまだ低いのかもしれない。

しばらく「時間に追われてナンボ」の周波数に合わせてみようと思いました。仲良しの倫子さんに貸すことになっているのに手つかずの漫画「陰陽師」も貸す前に読むという追い込みをかけたら積読解消にもつながっちゃうし、時間に追われることがネガティブなことじゃなくなる。色々なことをたやすくできるようになるだろう。

正しく村松大輔さんの言っていることをとらえられているか心配ですが(;'∀')時間の制約は無条件にイライラしがち、これを楽しめるチャンネルはありがたいと心得ました。

よかった、ありがとう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?