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まるさんかくバランス

今日は木曜日。夫の定休日です。
午前中に整体に行こうと誘われ一緒に行って、昼頃に日帰り手術を受けるという義父を病院に送り、帰りにお昼ご飯を一緒に食べました。

おひさまのおうちでNVC(Nonviolent Communication)に触れるようになってから、私は夫にネガティヴな感情を以前ほど持たなくなりました。何か気に入らないことがあったとしても、自分がそうさせているのかもとワンクッション入れて考えることができるようになってきたからです。

だからか、私は彼をずっと名前をそのまま「〇〇ヒコ」と呼んでいますが、夫婦仲により親しみを持たせようと「○○ちゃん」と呼んでいいか聞こうかなと考え中です。(多分拒否されるでしょう。)

ランチをしながら、私は彼に△と〇の話をしました。

私たちは生まれて、学校教育を受けていい順位や偏差値を目指したり、会社に入って出世を試みたりしてきたけど、その価値基準は他人との比較であり、これは三角形のヒエラルキーの中にいたんだよね。人と比べて自分がこうだ、競争を勝ち抜いていい大学や会社に入った、とかはその判断基準が崩れた時何も残らなくなりそうだよね。

私たちの息子には人と比べてこう、とかでなくて、自分の「個」を存分に持ってほしい。全否定はしないけど、どうも学校という場所は△の思考を植え付けている気がする。だから私たちはしっかりしなくては。△は人に作られたシステムだからなくなることも十分考えられる。△消滅後のフラットでまあるい社会の中で自分の個を生かして生きられるようにしてあげたいね。

ランチは非常にボリュームがあったので、長く話すことができました。夫は珍しく私の話に同意したようで、私はNVCで学んだ術を持ち出す必要もありませんでした。彼も私と同期だった会社を辞めた後は自営業で働いているので、うなずけることがあったのでしょう。そして〇の社会の感覚でいたとしても△の思考の人がまだ多い世の中、〇の我を貫き通すと日本語音読指導者としてやっていくことが難しくなるかもよと説明し、

「バランスが大事」

とぽつりと言いました。

バランス。これは最近私の脳裏によくあらわれるワードでした。
色々あっても絶妙なバランスで前向きでいられるんだな、とか。

おひさまのおうちの主催者の方が、「私たちは凸凹だからこそ美しい」とよくいいます。

最近息子の塾の講義「地球シリーズ」で「ロックバランシング」を知り、ちょくちょくその画像を検索しては楽しんでいました。
ロックバランシング、石をバランスをとりながら積み上げていくこと。
手で石を支えながら慎重に積み上げていくそうです。

画像を見ると、「おお!」「ええ!?」、一見無理な組み合わせの石たちが何かの筋でつながって立っています。(ぜひImage検索してみてください!)
ただ石を重ねるという作業ですが、これはとっても大切なことを見せてくれている気もするのです。でもそれは石を重ねること。マワリテメグル。

そして、「私たちは凸凹だからこそ美しい」

私が旦那さんを「〇〇ちゃん」と呼ぶ日も来るかもしれません。


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