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ノープランの日の過ごし方~息子との時間

時間が欲しい時間が欲しい、と思いノープランの日を作っても思ったほど溜まっていたやりたいことを解消できるわけではなかったり、先日記事に書いた「後回しにする」という困った癖も幅を利かせてきてやろうと思っていることをその日のうちにできなかったりします。

昨日は息子の部活がない日だったので、息子と過ごそうと決めていました。事前から何をしようと考え、午後に久しぶりに木曽農園さんのお手伝い、その前に息子リクエストの美味しいレストランに寄る予定でした。
朝、木曽さんから「雨が降りそうなので日を改めましょう」と連絡があり、思いのほか早く雨が降り出し、息子も「早くから動けるようにちゃんと起きなよ」と言っていたのに、起きてきません。

サーサーと雨の音が聞こえ、煙っている外を見ると出かける意欲も洗濯する気も失せ、4月7日に予定している体験会のご案内を思い当たる方数名にしました。

息子は史上最遅の11:30に起きてきました。
これじゃ午前中何もできないよ。晴れてたら「せっかくの機会が台無しだ!」と嫌味のひとつも言いそうでしたが、天気に助けられました。

「お昼ご飯行こうよ」と息子、レストランで食べるつもりの様子。
「ぼぼくん朝ご飯食べてないでしょ、それを食べなさいよ」
「それは朝ご飯でしょ、お昼はどうする?」
「お昼に食べるご飯は、内容が朝ご飯でも昼ご飯です。」
「、、、朝ご飯いらないから食べに行こうよ」
「そんな怠惰なことしておいて、外食なんてしません」
「。。。」
「お母さんはどうしようかなあ、ぼぼくんと外で食べるつもりだったからお昼ご飯用意していないんだよね~、パンでも買ってこようかな」

雨の中出るのは嫌だったけど、この際息子に知らしめようと部屋着を履き替えて近所のパン屋に行きたくさんパンを買ってきました。
帰ると息子はまだのろのろと昼ご飯にスライドした朝ご飯を食べていました。

おいしそうにパンをほおばるのを恨めしそうに見ています。
「一口ちょうだい、そのチーズのカリッとしたところ食べたい」
「自分のご飯全部食べないとダメ」
慌てて自分のご飯をかきこんで、パンの最後の一口にありついた息子。
何か伝わったかしら。
息子の好きなソーセージパンも美味しそうに食べ、一口食べさせてあげました。実はチョリソー、辛さに悶絶する息子を見てニヤリ。

午後、一緒にサイコロ暗算をした後、図書館に行きたいと言うのに同意しながらも外出に消極的そうなわたしを見て、息子はひとりで出かけていきました。

わたしは引き続き、音読体験会に声かけられそうな人にメッセージを送り続けること数時間、やらなきゃやらなきゃと思っていたことも片付けて、珍しく「思い残すことはない、果報は寝て待て」の心境になりました。
息子は思う存分図書館にいたようです。暗くなり始めたころに帰ってきました。

出かけるのもいいけれど、息子とコミュニケーションをとるのも楽しくなってきました。朝活としてカードリーディングを始めましたが、息子もカードを引きたがり、その解説をわたしが読み上げるのを神妙に聞くようになりました。「ぼぼくんのこういうところを言ってるんじゃない?」「そうかも」、わたしの引いたカードのことも聞き、「お母さん確かにそうだよね」などと話したり。息子が自分の内面に目を向けるいいきっかけになったかもしれません。こんな会話できるようになるなんて思いもしなかった。

悪天候にも、寝坊にも、美味しいパンにも、朝活部部長のkitokaさんにも、すべてに感謝。

よかった、ありがとう。


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