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あっぷあっぷを今日で脱却

寝不足の日が続いています。
こんなに暑いのに。
一日をうまくやりくりできず、ブログ書きと洋書読みがあぶれてしまい、深夜になってしまうということが連日のことになっています。
朝活部もおさぼり中に(;'∀')

先日、七夕のイベントに参加しました。
能楽堂のようなお部屋でライアーはじめいろいろな見たこともない楽器が奏でられ、ちーんというおりんのような音、かすかに聞こえるライアーの音、ぽこぽこと水が流れるような音、凛とした声での詩の暗唱、さわさわと笹の葉を揺らす音の中に時折舞いが入り、何とも心地よい空間、隣の人は気持ちよく夢の時間、わたしも何度か意識を失いました。

七夕を祝うなんて何年、下手したら何十年ぶり。
建物の外で織姫と彦星が一年に一度の逢瀬を楽しんでいるのを想像しました。終わって外に出たらやはり都会の空、星々を確認することができませんでしたが、竹林があり、幻想的な雰囲気を味わえました。

令和より平成より昭和より、大正や明治より昔だったら、七夕のために笹に願い事を書いた短冊を飾り、その日を楽しみにしたのだろうなあ。昔からある行事は皆自然由来。うつりゆく季節の中で自然の恵みを受けながら暮らし、節目で感謝や祈りをささげる。

現代社会に属するわたし。何やら用事ができて手帳はぎっしり、七夕の夕べもone of them。追い立てられている。

わたしがわたしらしく生きられるように。
外食が続いたりすると「ハレとケ」でデトックスな食事を心がけています。
予定も同じかも。ハレだらけだとどこかでツケが来る。

毎週月曜日は小学校の放課後スクールのボランティアの後に駅まで走り息子が三鷹で習っている武道の付き添いをするのですが、昨日は息子ひとりで行ってもらいました。
ひとりで暗くなる部屋で洋楽をかけて食事の支度をしていたら、フランス時代を思い出しました。今フランスにいる、ということだけでも楽しくて、ラジオを聞きながらひとり部屋でただ時を過ごしたなあ。フランス人に習い、キャンドルだけの明かりだったなあ。そういう余裕を忘れている。音楽をかけることだけでもできてよかった。

思考の方向は縦横無尽にあり、時を越えたり空間を越えたりできます。
その方向を変えるだけでも今の余裕のない生活を魔法のように変えることができるはず。
やってみよう。

よかった、ありがとう。


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